2010年05月31日
自衛隊員に感謝を
口蹄疫発生地域を通る主要道路の「消毒ポイント」に防護衣、ゴーグル着用で詰め、24時間態勢の消毒に当たる43普連隊員(5月11日、宮崎・川南町で)
口蹄疫感染の疑いのある家畜の
殺処分・消毒のために
県の災害派遣要請を受けた陸自43普連が
24時間態勢で活動しているのに
新聞にもテレビにも全く報道されないのは、何故か?
毎日、テレビで見る白い防護服は自衛隊員であるのに・・・・・・。
「事業仕分け」を言うならば
国民の自衛隊として、その現状を国民に知らしめるために
「自衛隊の装備、訓練、災害派遣、PKO活動等」を
常にマスコミ等で報道すべく追求すべきではないか
じゃあな
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朝雲新聞
宮崎県の口蹄疫感染拡大、更に深刻化 災派部隊 必死の防疫
43普連中心に 延べ2200人が支援 24時間態勢で消毒
宮崎県内の家畜伝染病・口蹄疫は新たな感染の疑いのある家畜の報告が続き、殺処分対象数が5月18日現在で約11万4000頭に上っている。防衛省・自衛隊は同1日に県の災害派遣要請を受けた陸自43普連(都城)を中心に延べ約2200人の隊員が連日防疫作業に取り組んでいるが、感染の拡大は依然、止まるところを見せていない。発生から約1カ月、現地の活動を追った。
11万4000頭を殺処分へ
宮崎県内で口蹄疫被害が集中する児湯郡川南町では5月18日現在、陸自43普連(都城)の約60人と376施大(同)の油圧ショベル2台が4カ所の農場で埋却場所の掘削と殺処分された家畜の埋却支援、消毒を実施。さらに同町の町道沿いなどに設けられた移動車両の消毒ポイント9カ所で同連隊と空自5空団(新田原)が24時間態勢で消毒作業を行っている。
8師団司令部(北熊本)も同町と県庁に連絡要員を派遣、内局運用企画局、統幕、西方総監部から各1人が現地対策本部に派遣されている。
同県では感染の疑いがある牛、豚などの報告が126例になり、4月20日の1例目の報告以降、殺処分対象とされた家畜数は約11万4000頭。このうち、殺処分、埋却、農場消毒のすべての防疫措置が完了したのは約50カ所の約2万7000頭で、うち9カ所約1万6600頭の措置を災派部隊が支援し、作業支援する農場の累計は16カ所となった。
5月1日の任務開始から3週間経った現地部隊の状況について、派遣隊長の九鬼東一43普連長は「大変な異常事態で県民、町民、農家の皆さんが非常に苦労されている。我々もできる限りのことをやっていこうとの思いで現地や県対策本部のニーズに臨機応変に応じながら任務に当たっている」と話す。
派遣部隊は現地に泊まり、農場での防疫措置を3日間、消毒ポイントでの支援を3日間行い、7日目に部隊が交代するローテーションで常時約150人が任務に就いている。
九鬼連隊長は「作業は移動が伴うので車両と隊員たちの消毒を徹底し、我々が感染の媒体にならない細心の注意をはらうよう徹底を図っている。確かにきつい作業ではあり、これから暑くなると健康管理も重要になるが、現在のローテーションで頑張っている」と話し、現時点では部隊業務の年間スケジュールの変更は行っていないが、派遣が長期化すれば一部見直しの可能性もあるという。
Posted by 『にっしゃん』 at
07:11
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