2011年02月08日
「太平洋の奇蹟」フォックスと呼ばれた男
竹野内 豊さんが
こっちの考え方やったとは
知らんかった
見直したわ
じゃあな
映画『「太平洋の奇蹟」ックスと呼ばれた男』の
原本『タッポーチョ「敵ながら天晴」大場隊の勇戦512日」』の著者ドン・ジョーンズのあとがきより
私は、今日の日本で、1945年以降に生まれた人たちの間では、日本にあった戦争についてあまりにも知られていないことが残念で、この本を書きました。この人たちは、自分たちの父や祖父や叔父たちが、自分たちの国を守るために戦った精神について、何も知りませんでした。もっと驚いたことは、その人たちがしたことになんの尊敬の念も払っていないことです。
私は、このことをとても残念に思います。
日本の兵隊はよく戦ったのです。彼らは、世界の戦士の中でも最も優れた戦士たちでした。彼らは自分たちの国のために生命を捨てることを恐れませんでした。私は、そのことを、こういう兵隊たちと三年戦いましたから、よく知っています。
しかし、この本は戦争の物語ではありません。日本とアメリカの双方で、多くの人たちは、自分たちが作ったわけでない恐ろしい状況に、どのように反応したか、ということを書いた物語です。
TVで「太平洋の奇蹟」フックスと呼ばれた男に主演されている、竹野内豊さんが出演されいて、現地で軍服を2ヶ月洗わず着ていた事や、玉砕された同じ日の同じ時間に慰霊をされた後に撮影をされたことを話されていました。
現場にいくまでコウモリの巣の中を通った時はスタッフ(竹野内豊さんも含む)が40度以上の熱を出されたとの事でした。歩兵の本領を行進でしながら皆で歌うシーンがあるのですがそれを見た司会の笑福亭鶴瓶さんがいい歌ですね日本軍人の歌ですねといいその場で竹野内豊さんに歌ってもらっていました。
素晴らしい軍歌です是非お聞き下さい。
YouTube - <軍歌>歩兵の本領(歩兵の歌)
http://www.youtube.com/watch?v=FJreugfgJUw
<軍歌>歩兵の本領(歩兵歌)
1、万朶(ばんだ)の桜か襟の色 花は隅田に嵐吹く 大和男子(やまとおのこ)と生まれなば 散兵戔(さんぺいせん)の花と散れ
2、尺余の銃は武器ならず 寸余の剣何かせん 知らずやここに二千年 鍛えきたえし武士の魂(たま)
3、軍旗まもる連隊は すべてその数二十万 七十余ヶ所にたむろして 武装は解かじ夢にだも
4、千里東西波越えて 我に仇なす国あらば 横須賀出でん輸送船 暫し守れや海の人
5、敵地に一歩我踏めば 軍の主兵はここにあり 最後の決は我が任務 騎兵砲兵協同(ちから)せよ
6、アルプス山を踏破せし 歴史は古く雪白し 奉天戦の活動は 日本歩兵の粋(すい)と知れ
7、携帯口糧あるならば 遠く離れて三日四日 曠野千里にわたるとも 散兵戦に秩序あり
8、退く戦術(ことわ)われ知らず 見よや歩兵の操典を 前進前進また前進 肉弾とどく所まで
9、わが一軍の勝敗は 突喊(とっかん)最後の数分時 歩兵の威力はここなるぞ 花散れ勇め時は今
10、ああ勇ましの我が兵科 会心(えしん)の友よ来たれいざ ともに語らん百日祭 酒盃(しゅはい)に襟の色うつし
「百日祭」歌とは、陸軍幼年学校で卒業前百日を祝った歌。
一般部隊では、最後の10番を下記のように歌った。
10、歩兵の本領ここにあり ああ勇ましの我が兵科 会心の友よさらばいざ ともに励まんわが任務
またこの映画の原本『タッポーチョ「敵ながら天晴」大場隊の勇戦512日」』の著者のあとがきも素晴らしい内容ですので、是非ご覧下さい!この映画は劇場に見に行こうと思っています。
映画『「太平洋の奇蹟」フックスと呼ばれた男』は2月11日からロードショーが始まります。
「太平洋の奇蹟」フックスと呼ばれた男
http://www.taiheiyo-no-kiseki.jp/aboutthemovie/index.html
ストーりー
http://www.taiheiyo-no-kiseki.jp/aboutthemovie/index.html
「映画「太平洋の奇跡ーフォックスと呼ばれた男Trailer.1
http://www.youtube.com/watch?v=sELLlv0WKmg&feature=related
「映画「太平洋の奇跡ーフォックスと呼ばれた男Trailer.2
http://www.youtube.com/watch?v=MfLNp4qp6g4&feature=related
「映画 太平洋の奇跡]TEASER-特報.
http://www.youtube.com/watch?v=d88jZ8canhE&feature=related
◎原本『タッポーチョ「敵ながら天晴」大場隊の勇戦512日」』
著ドン・ジョーンズ・中村定訳(祥伝社1982刊行・現在絶版)