2011年08月01日
「ダブル選挙」!?
ヒラメキと
オモイツキは
違う
この御仁は
こんなことばかり・・・
じゃあな
首相、またしても唐突な「ダブル選」発言 振り回される民主
【サンケイニュース 2011.7.26】
菅直人首相は26日、衆院東日本大震災復興特別委員会で、次期衆院選は平成25年夏の参院選との同日選が望ましいとの考えを示した。突然の「ダブル選」発言だが、野党からの解散圧力を牽制(けんせい)するとともに、「解散の恐怖」に怯える民主党内若手議員をなだめる狙いがありそうだ。
「国民との契約をやり直すことが筋だ。総辞職するか、解散するかだ」
自民党の額賀福志郎元財務相は26日の復興特別委で、21年の民主党衆院選マニフェスト(政権公約)が実現していない現状を踏まえ迫ったが、首相は色をなして反論した。
「震災の復興、原子力事故も完全に収束していない中で、『解散をしろ』というのは理解できない。私は(2年後の衆参)ダブル選挙でいいと思っている」
首相の同日選発言には、わけがある。自民党など野党には、あくまで特例公債法案成立阻止で首相を解散に追い込むべきだする強硬意見が根強いからだ。
自民党は26日、総選挙公約検討委員会を開き、8月中旬の公約素案とりまとめや空白選挙区対策を急いでいた矢先だっただけに、肩すかしを食らった形だ。
自民党の石原伸晃幹事長は26日の記者会見で「(菅内閣は)死に体なのに、よみがえろうとしているのか」と強く批判したが、首相が解散しなければ自民党のもくろみは崩れる。
発言は、民主党内向けの意味合いも強い。解散をちらつかせて「菅降ろし」を封じてきた首相だったが、少しでも長くバッジを付けていたい議員心理に訴える方が、首相続投への道筋が描けるとの読みがある。
民主党の安住淳国対委員長も同日、「(衆院議員の)任期いっぱい使って課題を片づけ国民の審判を問う。これがオーソドックスな考えだ」と、党内の空気を代弁した。
もちろん多くの民主党議員は、首相の発言を額面通りには受け取っていない。
小沢一郎元代表は26日夜、都内の日本料理店で若手議員6人と会食。日本酒を飲みながら「いつ選挙があるかわからないが、とにかく地元を回ってがんばれ」と激励。菅首相のダブル発言など信じないといわんばかりだった。
常任幹事会メンバーの一人は投げやりだ。「もう首相は好きにやったらいい。選挙やって、みんな落ちないと分からないんだよ。この党はもう終わっている」