2012年04月13日
「今日は行かれへん…
今度、また埋め合わせするから…」
と言っているような気がします
ネクタイが
オシャレじゃ
じゃあな(^0^)/
Posted by 『にっしゃん』 at
20:54
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2012年04月13日
西高の歓送迎会
退職・転任される先生方
お疲れ様でした
そして、
着任される先生方
よろしくお願いいたします
じゃあな(^0^)/
Posted by 『にっしゃん』 at
18:38
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2012年04月13日
2012年04月13日
兵庫県予算委員会 質疑
いままで・・・
タブー視されてきた事柄に
最近
踏み込まれて来ていると感じるのは
俺だけなのだろうか・・・・・
いずれにしても・・・
臭い物には蓋をして
済む時代では
なくなったようじゃ
じゃあな
H24年3月5日 兵庫県予算委員会 和田議員質疑
○和田有一朗委員
では、休憩に続いて質問させていただく。
朝鮮学校に対する補助金についてである。
県では、朝鮮学校を含む外国人学校に対し、学校振興費と授業料軽減補助を行っており、来年度予算にも引き続き計上されている。
この外国人学校への補助については、さきの一般質問で大前議員、森脇議員から相次いで当局の見解をただす質問があった。特に森脇議員からは、その教育内容や朝鮮総連との関係から、朝鮮学校に対する補助金の執行について疑問を呈する旨の質疑がなされた。この点については私も全く同感である。
この質問に対し、企画県民部長からは、「朝鮮学校への補助金の執行について慎重に対応する必要が生じている。国における就学支援金支給に関する審査状況や検証内容など、今後の動向を十分注視する」との答弁があった。
朝鮮学校への補助に反対すると、生徒の学ぶ権利を奪うことになるんではないかとか、人種差別を助長することになるといったような批判がなされる場合があるが、私は何も偏狭なナショナリズムから特定の県民を排除しようというような、あるいは対立をあおろうとしている訳ではない。ただ、学校の現場で日本の社会と相入れない教育が行われているならば、何よりもこれから日本の社会の中で生きていく生徒たちこそが一番不幸だ。補助金の問題を通じて朝鮮学校の改善を促せるものであれば、その方が生徒たちの将来にプラスになると思って私は信じている。
さきの答弁は、これまで井戸知事が、「朝鮮学校と他の外国人学校と差を設ける必要性はなく、拉致問題の解決と引き合いにするような事柄でない」と言われてきた状況から見れば一歩前進であると思う。
しかし、今回の答弁内容にも、よく見れば明らかでない点がある。補助金の執行については慎重に対応するというのは、執行を保留しようとする意味なのか、また今後の動向を十分に注視するといっても、いつまで、どのように注視をするのか、県として独自の判断をする可能性があるのか、よく分からない。当局の方針を具体的にご説明いただきたいと思う。
○教育課長
本県では朝鮮学園について、国内の小学校、中学校、高等学校等に準じた初等、中等の教育等が行われていることから、補助金の執行についても他の外国人学校と同様の取り扱いをしてきたところである。
こうした中、先日の本会議での答弁のように、国の朝鮮学校高級部の生徒に係る就学支援金の審査状況などから、本県の朝鮮学園への補助金の執行についても、他の外国人学校と同様に取り扱うことについて慎重に対応する必要が生じていると考慮され、今後の動向を十分注視する必要があると考えている。
ご指摘のあった、執行を保留するのか、いつまで、どのように注視するのか、県としても独自の判断をする可能性があるのかという点についても、いずれも今後、国の審査状況や検証内容等を注視した上で慎重に対応していくことになると考えているので、どうぞよろしくお願いする。
○和田有一朗委員
私の質問はこれ一つであるが、今、ご答弁いただいたが、本会議と全く同じことを繰り返しておられるだけである。それが県の方針だといえばそれまでであるが、やはり全国的に見ても、兵庫県のとっておられる対応というのは突出をしていると。
なおかつ、もう一つ、私、思うのは、知事なんかもブルーリボンをつけて答弁席に立たれている。しかし兵庫県には、当然、神戸にも有本恵子さんだったり、いろんな方が拉致問題で犠牲に遭っておられる方がおられる。実質的にじゃあブルーリボンをつけておられるあの県の幹部の皆さんは何のためにつけているんだろうかと。ファッションだけであれをつけているのかなと。現実に何かじゃあ対応をするためにリボンつけているんじゃないのかなと私はいつも思う。県としてできることが何があるのかというと、やっぱりこういったところから私は一つ一つあるんではないのかな。まして全国的に見れば、兵庫県は極めて、何度も言うが突出した状況にあると私は思っているので、やはりそこら辺は慎重にと言うが、他の都道府県は国の動向を注視するまでもなく、やれることを自分たちでやっていっている訳であるから、ぜひとも兵庫県もそのようにやっていただきたい。ブルーリボンをつけてひな壇に立たれる限りは、やっぱりこういう現実的なところからやっていただきたいなということをあえてつけ加えて終わる。
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H24年3月12日 予算委員会(教育委員会) 和田議員質疑
○和田有一朗委員
では、私の方から質疑をさせていただく。
まずは、副読本「世界と日本」の作成についてである。
県教育委員会では、来年度の新規事業として、世界史の中で日本の歴史と関連づけて学ぶことができる副読本「世界と日本(仮称)」を作成し、県立高校における日本の歴史教育の充実を図るとされている。
副読本は、教育委員会が設置する構想委員会と作成委員会において、平成24年から2カ年かけて検討を進めるとのことであるが、歴史教育に係る教材については、特定の歴史観を生徒たちに押しつけるような内容にならないよう、作成時における中立性の確保に十分配慮する必要があると思う。
その意味で、副読本の構想委員会と作成委員会の委員がどのような方々で構成されるのかは重要なポイントになってくる。
そこで、副読本の作成に当たって、構想委員会、作成委員会の委員構成はどのようになるのか、またどのように検討を進めておられるのか、併せて完成した副読本はどんな形で活用していくのか、ご所見をお伺いする。
○高校教育課長
高等学校の地理歴史科の科目の中で、世界史は新しい学習指導要領においても必修という位置づけになっている。日本史の方は選択科目となっているので、世界史の授業の中で日本の歴史と関連づけて学ぶことのできる副読本を新たに作成しようとするものである。
副読本の内容については、学習指導要領に基づいて作成するもとしており、今後、副読本の基本的な考え方について協議を進めるために、まず文部科学省教科調査官経験者や大学教授等の学識経験者からなる構想委員会を設置し、さらに実際の副読本の作成段階においては、高等学校の社会部会や校長から推薦された教員を加えて作成委員会を設置して、さらには試案の段階において、授業実践研究会や発表会などを実施して、平成24年度から2カ年をかけて内容の検討をしっかり進め、作成していきたいと考えている。
その際、世界史と日本史の関連や、それぞれの時代における日本の動きを意識させるなど、世界史、そして中学校や高校で学習した日本史が、より深く理解できるよう具体的な活用方法について研究を進め、平成26年度からは、県立高等学校における世界史の授業において活用し、本県歴史教育のさらなる充実を図っていきたいと考えている。よろしくお願いする。
○和田有一朗委員
分かった。
学習指導要領に基づいてしっかりやるというお答えがあった。
ただ、この委員会の委員の選任という中で、学識経験者など、るるあったが、普通、大概こういう場合は、そういうカテゴリーの方が入ってくるが、必ずそういう方にも当然背景があって、いろんな方向性というのがある訳である。
やっぱりそこら辺はよくしっかりと見極めて、中立性を確保していただきたいなと。特定の考え方だけをアピールするような学者の方を入れていくと、やっぱり徐々に学習指導要領から離れていってしまう。あるいは、今、我々がしっかりと見詰めなければならない、例えば、恐らく世界と日本の関係であるので、国境の問題や領土の問題など、そういうのもいつの間にか違うところに話が行ってしまうということもあり得るので、しっかりとやっていただきたいと思う。
分かった。中立性の確保を求めて、この話は置いて次へ行く。
次は、学区再編に合わせた進学重点校制度の導入とエリート教育についてということをお伺いする。
少子化の時代に入り、高等学校では公立、私立を問わず、生徒の獲得競争が始まっている。特に本県では、公立高校のレベルを平均化させる入試政策が長らく続いたこともあって、私立高校へと優秀な生徒たちが流れていっている。そればかりか、はっきり言えば、最近では私立高校の灘高ひとり勝ちという状況で、灘高だけがひとり気を吐いているだけで、あとは実は東大寺や大阪星光や洛南といった他府県の私学に人材が流出していると私は感じている。
さらに、そういう中で、大阪や京都では、公立の復権をかけた取り組みが始まって、堀川の奇跡や北野の復活というものが生まれていると私は感じている。このままでは、兵庫県から我が国をリードするような人材は生まれてこなくなるのではないかと、非常に危惧している。
このような中、我が県においても、ようやく県立高校の学区を現在の16学区から、平成27年度に5学区へと見直す方針が示された。
私は、公立復権に向けた第一歩として評価ができると思っているが、これにとどまらず、さらに、いわゆるナンバースクール等の伝統校の復活に向け、県下数校程度を対象に、普通科の進学指導重点校の指定や全県学区の採用を検討してほしいと考えている。
この点については、一昨年の12月県会でも提案したが、当局からは前向きなご答弁はなかった。
進学重点校の設置などを提案すると、すぐに学校間に格差が生じて良くないと批判がされる。しかし現実には、スポーツや語学では学校間格差を認め、それ専門の学校を作ったりしているのに、なぜ勉強で格差を問題にするのか、私には分からないときがある。むしろ、進学実績を重視することを悪とする考え方が、逆に私には差別的であると思えるときがある。進学実績などで格差があっても、それはそれで当然ではないか。
また、欧米社会には、身分の高い者は、それに応じて果たさねばならない社会的責任と義務があるという考え方―― ノブレス・オブリージュという道徳観がある。今もエリートの存在を是として、その育成に努めているし、中国やインドなどの新興国では、国家戦略としてエリートの育成に取り組んでいると伺っている。
さきの東日本大震災の対応では、国家の緊急事態に対して、日本の指導者層が右往左往する姿が国民の失望を招いた。日本では、戦後の過剰な平等重視、でエリートの存在を悪と見る考え方が広まっているが、これも右肩上がりのパイの配分だけを考える時代に適合していたにすぎない。
我が国においても、高い倫理観と奉仕の精神を持った健全なリーダーシップを発揮できるエリートの育成に制度として取り組み、そうして育てられた人材を尊敬する風土を養う必要があると思う、それが立派な指導者を生むんだと私は考える。
近年、親の所得格差が子供の学力格差につながっているとの指摘がある。その意味からも、公立学校の果たす役割は大であり、学力と志さえあれば、親の収入にかかわらず一流の教育が受けられる選択肢として、学区の再編が行われるこの機に併せて、県立高校普通科における進学重点指導校の導入やエリート教育を早急に検討すべきだと思うが、ご所見をお伺いする。
○高校教育課長
本県では、平成12年から二次にわたり、高校教育改革実施計画を策定し、社会の変化を踏まえ、生徒・保護者のニーズに対応した学科や類型の設置、コースの見直しなどを行い、学びたいことが学べる魅力ある学校づくりに工夫を重ねてきた。
こうした取り組みの中で、学力の向上にも重点的に取り組んでいる。例えば、科学技術・理科・数学教育などを重点的に行うスーパーサイエンスハイスクールは、公立高校では全国で2番目に多く、県立高校では6校が指定を受けている。そこでは、世界を舞台に活躍する科学技術系の人材の育成を進めているところである。
また、理数科や国際化の設置、そしてインスパイア・ハイスクール事業においては、生徒の夢や希望の実現につながる学力向上に取り組んでおり、相当数の学校において大学進学等にも成果を上げていると聞いているところである。
新年度は、学力向上プランの実践を支援する高校学力向上推進プロジェクトを30校、さらに観察・実験推進モデル校を10校、高等学校「ことばの力」充実事業に20校ということで学校を指定し、学力向上においても、各学校の切磋琢磨による魅力づくりの充実に努め、新通学区域の導入に向けた準備を着実に進めていく所存である。
今後、生徒の学習意欲の向上を踏まえた学力向上をめざす中で、世界を舞台に活躍したい生徒、地域医療を担いたいという生徒、スポーツや芸術の分野で活躍したいという生徒のめざす夢を実現させるために、さらには自らの使命を自覚して、高い志を持った人材の育成をめざした魅力ある兵庫の高校づくりを進めていきたいと考えている。よろしくお願いする。
○和田有一朗委員
ある意味で、ご答弁、前回、私がしたときと余り変わらないと言うとおしかりを受けるが、スーパーサイエンススクールなり、もろもろで、それなりの魅力を出すためにやっているというご答弁であった。
やっぱり現実に状況を見ていると、やはり兵庫の子供たちは良い高校に行くために、良い高校というのはいろんな物の見方があるが、まずは進学実績というのも良い高校の一つにはあるだろうと思う。もちろん、したいことができる学校もあるが、その中でやっぱりどんどん流出していってるのはもう事実だと私は思う。やはりこのまま続くと、果たしてどうなるのかなと、私は親の一人としても本当に危惧をしている訳であり、やはりそのためには公立がもっと頑張らないといけないのではないかな。いや、やっているよと言われるかも分からないが、その危機感をやはり共有していただきたいと思うところである。
一つ加えると、スーパーサイエンスハイスクールの話があったが、私は実は高等学校のときに天文部におり、私がいた学校には天文ドームがあった。ところが、改築するときに天文ドームが取っ払われてしまって望遠鏡だけが残った。非常にいい望遠鏡だが、その望遠鏡をとりあえず掘っ立て小屋みたいなところに入れて置いてあると。
私、県会議員になってから、ドームを復活してほしいということを随分といろんな形で発信してきて今に至っているが、スーパーサイエンスハイスクールでも掘っ立て小屋の中にすばらしい望遠鏡があるままであり、あれではやはりなかなか寂しいなという気がする。
これは余談であるが、やっぱりそういったところから夢を持てるようなことも頑張ってほしいなと。
きのう、うちの中2になる坊主を連れて、はやぶさという映画を見てきた。渡辺 謙の主演の方であるが、日本の頭脳の中枢が集まって、イトカワという星に行って、サンプルリターンということをやって地球に帰ってくるあのプロジェクトを成し遂げたチームのドラマであるが、ああいうところに行こうと、そしてああいうところで働いてみたいとか探求してみたいという後輩が、あの掘っ立て小屋の中にある望遠鏡から生まれるかなと私は思った訳であり、それはそれでそういうモチベーションの人もいるでしょうが、やっぱりしっかりと頑張っていただきたいと思う。
次の質問に移る。
武道の必修化に伴う対応についてお伺いする。
本年4月から、中学校の体育の授業で武道が必修化される。生徒たちは、柔道や剣道などの中からいずれかの武道を教わることになる。授業や部活動で事故が発生していることもあって、指導の際の安全性の確保の議論等は盛んである。
この点については、昨年の決算委員会でも、公明党のしの木議員から質問もあった。私は、別の観点から質問する。
学習指導要領の武道の指導の項には、「基本動作や基本となる技ができるようにする」とあるほか、「相手を尊重し、伝統的な行動の仕方を守ろうとする」、「武道の特性や成り立ち、伝統的な考え方などを理解する」との記載がある。
つまり、武道の必修化には、単なるスポーツとしてではなく、武道を通して礼儀作法や我が国の伝統や文化・精神性を学ぶことも、その重要なねらいがあることを忘れてはいけないと思う。指導者にこの意義が十分浸透していなければ、単なるチャンバラごっこになったり取っ組み合いのけんかを教えているのと変わらなくなってしまうおそれがある。
武道の指導に当たっては、まずは生徒の安全性の確保が最優先されることではあるが、礼儀作法や我が国の伝統や文化・精神性を学ぶという武道必修化の意義も現場に徹底する必要があると思う。このことは、第一義的には市町の教育委員会の責任となるかもしれないが、県教委としても、武道の必修化に当たって明確な指導基準を持ち、市町の取り組みを支えていかなければならないと思う。武道の必修化を目前に控え、さきに述べた点を踏まえて、県教委においてはどのような取り組みがなされているかお伺いする。
○体育保健課長
武道必修化では、対人で攻防を行うという武道の特性に触れることに加え、礼に代表される伝統的な考え方などの理解や相手を尊重する態度が育まれることが期待されている。
県教育委員会では、実技講習会等において、授業で重視したい礼法や所作などの伝統的な行動の仕方や考え方を初め、相手を尊重し自分を律することの意義等について、講義あるいは実習を通じて、教員が十分に理解を深められるよう努めてきた。
このことから、武道を先行実施している学校や研究実践校においては、道場に入る際に靴をそろえて一礼を行う、正しく道着を着用する、脱いだ服をきちんと畳む、正座での礼、あいさつなど、伝統的な所作についても繰り返し指導され、研究実践校からは、生徒の立ち姿が大変良くなった、あいさつの声が以前より大きくなった、物を大切に扱うようになったなどの日常生活での良い変化も報告されているところである。
今後も、必修化の意義への意識を高め、実技指導に偏ることなく、「技能」、「態度」、「知識、思考・判断」の内容をバランスよく指導できるよう、教員の指導力の向上に努めていきたいと考えている。よろしくお願いする。
○和田有一朗委員
適宜、教員の指導力向上に努めていくということであった。
武道の指導者の方にお伺いすると、武道はある意味でスポーツではないと、スポーツとは趣を異にする部分があると言われる。例えば、ガッツポーズなんかは絶対ご法度なんだと。勝ったからといって、負けた者に対して勝ち誇るなんて態度は戒むべきことであって、かつ、すきを見せてもいけない。剣道なんかでは、残心という言葉が言われるようであるが、そういった点もあるんだ。何よりも、スポーツは勝つということに力点を置くけれども、武道は正しく勝つことなんだと。何でもいいから勝てばいいんではないんだ、正しく勝つことなんだと言われる。それは、やはり文化的な背景であったり精神性であったり、そういったものから生み出されていくものだと思うので、そういう点をしっかりと県教委としては念頭に置いていただきたいと思って添えておく。
次に行く。
国歌斉唱を巡る教員への対応 についてである。
大阪府では、昨年6月、府内の公立学校の教職員に国歌斉唱時の起立を義務づけた、いわゆる君が代起立条例を制定した。しかしながら、条例制定後初めて行われる大阪府立学校の卒業式では、これまで17校で20人の教職員が起立斉唱しなかったという報道があった。これに対し、大阪府教育委員会は、違反者には厳正に対処するとの方針を示している。
国旗・国歌は、世界どの国においても国家の象徴として大切に扱われているものであり、国を愛する心を育てるため、国旗・国歌に敬意を表する教育に配慮することは大変重要なことである。
にもかかわらず、子供たちに国旗・国歌の意義を教えるはずの教員が、学校の公式行事の場において、法律でも定められている国旗・国歌を尊重しない態度を公然と示すことは、子供への教育上、極めて問題である。
公立学校の教員という職業を選びながら、自らの立場をわきまえず、このような身勝手な態度をとることを放置すべきではなく、大阪府の対応というのはごく当然のことだと私は思う。
さきの一般質問で、自民党の森脇議員も、本県における国歌斉唱の指導の現状に、自らの経験を踏まえて疑問を呈したところ、国歌斉唱は適切に行われているとの答弁があった。
私の経験では、卒入学式などの式典に参加していると、さすがに昨今では国歌斉唱時に起立をしない教職員は見たことはない。しかし、口を真一文字にきちっと結んで、国歌を歌っていないと明らかに思われる教職員を私は目にしたことが何度もある。
その影響もあるのか、とりわけ高等学校においては、生徒を含めても総じて歌声は小さい。まさに、国歌斉唱時に歌っているのは来賓だけ、教職員では校長だけみたいな経験を私は何度もしている。
歌わないという意思を見せる行為も、国歌を尊重しない態度を示すという点では、不起立行為と同じであって、生徒たちへの教育上も大きな問題があると私は思う。
生徒への指導以前の問題として、教職員自身の国歌の起立、斉唱に対する指導はどうなっているのか。また、教師の問題行動を把握した場合、県教委としてはこの場合どのように対応するのかお伺いする。
○教職員課長
学習指導要領では、入学式や卒業式などにおいては、その意義を踏まえ、国旗を掲揚するとともに、国歌を斉唱するよう指導するものとすると定められている。
これは、児童生徒に対し、日本人としての自覚を養い、国を愛する心を育て、将来、国際社会から尊敬・信頼される日本人に成長するためには、国旗・国歌に対して正しい認識を持たせ、それらを尊重する態度を育てることが重要であるためである。したがって、これを指導する立場にある教員は、当然のことながら、その範を示すべき立場にあるものと認識している。
兵庫県においては、入学式・卒業式における国旗掲揚、国歌斉唱の実施について毎年調査を行っているが、現在は全ての学校において適切に実施されており、起立斉唱しないというような教員の問題行為があったとの報告は受けていない。
仮に、国歌斉唱時に教員が起立斉唱しないという問題行為が認められれば、まずは学校長が当該教員へ速やかに注意、指導を行い、問題行為の改善を図ることを徹底する。しかし、指導を行っても改善が見込まれない場合には、教育委員会として処分の対象とするなど適切な対応を行う。
県教育委員会では、これまでどおり国歌斉唱が適性に実施されるよう、市町教育委員会や学校現場に対し引き続き指導を行っていく。
○和田有一朗委員
報告では100%だというご答弁であった。先程も述べたように、私自身は、確かに、さすがに座っている先生というのは見たことはない。しかし、歌っていない、立っても歌っていないと、だから生徒も歌わないと。何よりも、普通、歌うように練習すると思う。それができてないから、多分、歌わないんだろう。ということは、先生方に練習をしなければいけないという意識が欠如しているのかも分からないと思う。そういった点もやっぱりしっかりと見ていただきたいと思う。
そういう問題行動がある場合は、順を追って適切に処分をするということなので、しっかりとそこら辺もやっていただきたいと要望しておく。
次に移る。
台湾との高校野球交流事業についてである。
教育委員会の来年度事業では、台湾との高校野球交流事業の実施が打ち出されている。私は、以前から、台湾との交流に力を入れてきており、非常に喜ばしく思っている。
台湾は、我が国同様、野球が盛んな国であり、このような形で若い人たちに台湾と交流する場を提供することは大変良いことだと思う。この事業が来年度以降も末永く続き、参加した生徒たちが日台交流の礎になることを願って得ない。
ところで、国際交流活動の効果を上げるためには、国情や文化の違いから誤解が生じないよう、生徒たちが相手国に対する最低限の基礎知識は備えた上で交流を進める必要があると思う。また、生徒たちには、兵庫県の、そして日本の代表として参加するという心構えも必要だと思う。その点で、実際の交流活動だけではなく、事前準備も重要になってくる。
事業に参加する生徒たちも、相手方に対し誤解や失礼が生じないよう、日本と台湾の関係などについて理解を深めた上で参加してもらえるよう配慮が必要だと思う。
台湾との高校野球交流事業の実施に当たり、派遣する生徒たちはどのように選ばれ、現地ではどのような活動が行われるのか、また派遣に当たっては、交流の効果を高めるためにどんな配慮が行われようとしているのかお伺いをする。
○体育保健課長
本交流事業については、台湾と兵庫県、双方の高校野球のレベルアップを図るとともに、友好、親善と相互の理解の促進を図り、幅広い国際的な視野を持つ高校生の育成を目的として実施するものである。
派遣選手については、兵庫県代表として派遣される意識を高めるため、秋季県大会ベスト8以上のチームを中心に、将来性のある選手を県高野連選考委員会において選考することとしている。
交流の内容については、県高野連や中華民国学生棒球運動連盟と協議を進めており、親善試合のみならず、双方の選手・指導者による交歓会やスポーツ・文化施設への訪問など、台湾の人や文化に触れる機会を設ける予定である。
また、台湾に出発するまでには、派遣選手等を対象に、台湾の歴史や生活習慣等の基礎知識、語学の研修を実施するなど、円滑な国際交流ができるよう事前学習会を開催する。
今後、県高野連と連携を図りながら、派遣する生徒や指導者を初め、台湾と兵庫県双方にとって実りのある交流事業となるよう努めていきたいと考えているので、よろしくお願いする。
○和田有一朗委員
分かった。
高野連との関係であったり、非常に難しいものがたくさんこれにはあると思うが、我々も精いっぱい応援するので頑張っていただきたいと思う。
いずれ、あのとき来た選手が、あのプロ野球で今度来る選手だと思えるようなときが来たら楽しいな、夢が持てるなと思うので、頑張っていただきたいと思う。
時間が来てしまったのでこれで終わる。