2012年06月04日
2012年06月04日
生活保護費をパチンコに・・・
こんなん
現金で支給するからじゃ
生活必需品を
現物支給にしたらええと思う
じゃあな
「大切に使わんと」とパチンコ店へ 西成・生活保護現金支給
負けても、ご飯を激安スーパーにするだけ
【msn 産経ニュース 2012.6.2 08:15】
人気お笑い芸人の母親が生活保護を受給していた問題をきっかけに、生活保護に対する関心が高まる中、全国最多の受給者を抱える大阪市で1日、保護費が支給された。口座振り込みが増え、現金で受け取る人は減少しているが、それでも住民のほぼ4人に1人が受給者という西成区では、早朝から約100人が区役所前で列をつくった。
「大切に使わんと」。午前8時ごろ、列の前方に並んでいた無職男性(67)は、少しうれしそうに話した。
30分後、区役所のドアが開くと、受給者らは先を争うように3、4階にある受付へ。この日は正規と嘱託合わせて約360人いる生活保護担当の職員が総動員で対応にあたり、「慌てないで」と声をかけながら、現金と明細が入った封筒を次々と渡した。
男性は午前9時過ぎに約12万円の保護費を受け取ると、その足で不動産屋と郵便局を回り、家賃や光熱費で計約6万円を支払った。
ところが、この後に向かったのはパチンコ店。「5千円までにしておかんと」と言いながら開店を待った。「負けても、ご飯を激安スーパーにすればいい」。
庁舎内には、受給者だけでなく、名簿や帳簿のようなノートを持った貸金業者や不動産業者とみられる人たちの姿も。一部の受給者らはその場で封筒を開け、もらったばかりの保護費を手渡していた。
金融業者を名乗る男性(61)は「今日は3人から1万円ずつ返してもらう。自分で稼いだ金ではないためか、すぐにパチンコなどに使ってしまい、また借りに来る受給者もいる」と話した。
2008年のリーマンショック後、特に目立つようになったのは、若い受給者だ。金髪にグレーのキャミソール姿の女性(20)は無職の内縁の夫(34)と子供2人の4人暮らし。約20万円の保護費が唯一の収入源といい、「世間の風当たりが強くても、保護費がないと生きていけない」と訴えた。
保護を受け始めて3カ月という男性(34)は「最近の芸能人をめぐる騒動で肩身は狭いが、なかなか安定した仕事が見つからない。14社面接を受けたが全部落ちた」と話した。
西成区によると、6月分の支給額は約2万5千世帯分の26億9千万円。医療扶助はこれとは別に支払われる。9割以上が口座振り込みで、現金での支給は3年前の約5億円をピークに減少。それでもこの日、現金で区役所に用意された保護費は1700世帯分、1億9400万円に上った。
朝から喫茶店でモーニング、パチンコ…生活保護に厳しい意見も
2012.6.2 08:31
生活保護について、本紙にこれまで多数の意見が寄せられている。そのほとんどが、不正受給に対する怒りや疑問だ。身近にいる一部の受給者の生活ぶりに「いい暮らしをしている」と感じる人が多く、「仕組みを考え直す時期だ」と指摘している。
《戸籍上だけ離婚した夫婦がそれぞれ生活保護を受け、アパートの部屋を隣同士で借りて働き、東京の大学に通う息子に仕送りをしていた》
大阪市西成区の女性は知人のケースを挙げ、生活保護をめぐる現状を《不条理だ》と記す。こうした意見は地域に関係なく寄せられており、同市西淀川区の読者は《朝から喫茶店でモーニングを食べ、パチンコへ行く人がいる》と、一部の受給者の暮らしぶりに疑問があるとつづっている。
怒りや疑問は行政にも。大阪府八尾市の女性は《安易に受給資格を与えている》と批判。別の読者は《今の制度はおかしい。年金より高い場合もあり、勤労意欲がなくなる》と、制度の弊害を指摘する。
一方、批判の強さにもかかわらず、制度は必要だとする意見が大勢だ。ある読者は《大切なことは不正受給を減らし、本当に困っている人を助けること》と言及。医療関係に従事しているという読者は《本当に困っている方が助かる社会保障なら、私は喜んで税金を払いたい》としている。