2012年10月22日
2012年10月22日
週刊朝日が謝罪
朝日も酷いけど
朝鮮日報の
関心の高さがうかがえる
じゃあな
橋下市長の出自めぐる記事、週刊朝日が謝罪
【朝鮮日報 10.20】
朝日新聞系の週刊誌「週刊朝日」が新党「日本維新の会」代表の橋下徹・大阪市長の出自をめぐる記事で、日本でタブーとされる同和問題に触れ、謝罪コメントを発表した
週刊朝日は10月26日号(16日発売)で「ハシシタ 奴の本性」と題する特集記事を掲載。表紙には「橋下徹のDNAをさかのぼり本性をあぶり出す」などという見出しを掲げた。「独裁者」の異名を取るほど強い個性で人気を集める橋下流政治を家族関係などから説明する趣旨で、長期連載の予定だった。
週刊朝日は初回記事で、橋下市長の父親が同和地区の出身者で、「やくざ」活動をしていたなどと言及した。日本では同和地区を指す「部落」という表現を使うこと自体がタブーだ。
橋下市長は「僕の人生の過程は丸裸にされてもやむを得ないが、先祖を徹底的に調査して暴き出すのは一線を越えている。僕の子供、孫にも影響する」「僕はヒトラーだとか言われているが、それこそナチスの民族浄化主義につながるような非常に恐ろしい考え方だ」などと述べ、朝日新聞、朝日放送(ABC)の取材を拒否する意向を表明した。
週刊朝日は18日夜、「同和地区を特定するような表現など、不適切な記述が複数ありました。橋下市長をはじめ、多くのみなさまにご不快な思いをさせ、ご迷惑をおかけしたことを深くおわびします」とする謝罪コメントを出し、次号におわびを掲載すると表明した。
朝日新聞記者は「週刊朝日は新聞とは関係なく、編集権は独立している」と主張したが、橋下市長は「子会社をつくれば、何をしても構わないというのか」と批判した。朝日は橋下市長の批判に事実上、白旗を揚げた格好だ。
橋下市長は新党「日本維新の会」を創設したことで知られ、日本軍の従軍慰安婦が強制連行された証拠はないなどという問題発言を繰り返している。
東京= 車学峰(チャ・ハクポン)特派員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版