2011年06月10日
怒りの小沢氏ついに新党結成か
「政権交代」って
いったい何やったん
何かいいことありました
じゃあな
菅降ろし 二の矢三の矢 怒りの小沢ついに新党結成か
鳩山グループと100人規模
ペテン師・菅のだまし討ちですっかりピエロとなってしまった鳩山前首相は、怒りが収まらない。不信任案否決翌日の3日には、早々と両院議員総会の開催に向けて動いた。グループ幹部は「署名は衆院だけで150人は集まった」と強気だ。
民主党内の対立はもはや収拾不可能。最大の関心事は最後の最後でシナリオが狂った小沢一郎元代表が今後、どう動くかである。一気に政界再編まで突き進むのか――。
否決当日の夜、小沢氏は40人ほどのグループ議員とカラオケ店に行き、「次の戦いに向けて結束して頑張ろう」と慰労。珍しくテキーラのショットグラスをあおったという。怒り心頭だったのだろう。3日も鳩山と電話会談で早期退陣を求めていくことで一致。中堅・若手とは今後の対応を協議し、「オレが引っ張っていく」とアピールした。
「当然、二の矢三の矢を放ってきますよ。両院議員総会での解任動議提出や、6月末にも予想される参院での野党の首相問責決議案可決後の審議ストップ状況の中で、菅を引きずり降ろそうとするはずです」(民主党関係者)
一連の倒閣運動に加え、さらなる攻勢に打って出る可能性もある。ズバリ、新党結成だ。小沢周辺に詳しいジャーナリストが言う。
「菅首相の“続投宣言”会見までは、党内にとどまりポスト菅レースで主導権を握ればいいという考えだったでしょうが、あの会見で事態は一変しました。菅がこうまでも姑息な手段に出てくれば、小沢サイドも悠長なことは言っていられない。早ければ今月中にも新党結成の動きが出てきますよ。衆院で小沢グループが70人前後、鳩山グループも30人はついてくるとみられます。総勢100人程度の勢力が離党すれば、民主党は衆院で単独過半数を割り込みます。そうなれば菅首相は政権運営ができなくなり、野垂れ死にです」
不信任案否決後、米ウォールストリート・ジャーナルは小沢氏について、日本が求める「強い指導者のひとりの可能性」と指摘した。その小沢氏の新たな破壊と創造が始まるのか。
(日刊ゲンダイ 2011年6月4日 掲載)
Posted by 『にっしゃん』 at 07:11│Comments(0)
│政治
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