2012年11月19日
安倍効果:【円安】
安倍さん
まだ何もしてないのにこの効果
日経 +1.90%
上海 -1.22%
韓国 -1.23%
円安に断固たる処置をとると意思表明するだけで
ここまで円安になるなんて
民主党がマジで何もしてこなかったってことだわ
じゃあな
円続落、安倍総裁発言で売り加速-緩和強化観測で4月来安値
【11月15日(ブルームバーグ)】
東京外国為替市場では円が続落。自民党の安倍晋三総裁の発言を受け、日本銀行に対する追加緩和圧力が強まるとの見方が強まり、円売りが加速した。来月実施の衆院選では自民党が政権を奪回する可能性が高いとみられている。
円は対ドルで一時1ドル=80円95銭まで下落し、4月27日以来の安値を記録。対ユーロでは一時1ユーロ=103円21銭と、約1週間ぶりの103円台へ下落した。ブルームバーグ・データによると、円は主要16通貨全てに対して下落している。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作シニア為替・債券ストラテジストは、安倍氏が首相になれば、来春に任期満了となる日銀総裁・副総裁の後任に金融緩和に積極的な人しか送らないという見方が非常に強くなっていると言い、足元でかなり円安に振れているのも「そうしたことを意識しているためではないか」と指摘。「5年に1回、人事を通じて極端な影響力を行使できるので、その可能性のある人物の発言なので効いているのではないか」と話した。
一方で、植野氏は「目先は日本の政局ネタでしばらく円安トライという可能性はあるが、冷静に考えれば、政治の場外乱闘のつけが金融政策に回ってくるというのは米国も同じだ」と言い、このまま一方的に円安が進む感じはしないとも語った。
ユーロ・ドル相場は朝方に1ユーロ=1.2718ドルまでユーロ売りが進んだが、その後下げ渋り、午後には1.27ドル半ばまで値を戻す場面が見られた。
安倍総裁
安倍自民党総裁は15日の都内の講演で、衆院選後に政権を奪還すれば、政府・日銀で2-3%のインフレ目標を設定し、デフレ脱却のためにあらゆる政策を総動員して取り組む考えを示した。
みずほコーポレート銀行国際為替部のマーケット・エコノミスト、唐鎌大輔氏は、安倍総裁は過去に日銀法改正にも触れており、円相場は同氏の「一挙手一投足に神経質にならざるを得ない」と指摘。その上で、円相場の想定外のリスクを考えた場合、対中関係の悪化や日銀法改正に伴う中銀の独立性毀損(きそん)、消費税の増税先送りなどが挙げられるが、「全て安倍色が強い」と話した。
安倍総裁はこれまで、消費増税に関して、デフレからの脱却に成功しなければ2014年4月からの増税は見送るべきだとの考えを表明している。
米財政の崖問題
米サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は14日、「われわれは住宅ローン担保証券(MBS)や長期国債の購入を年末以降継続する必要があり、恐らく2013年後半まで続くことになろう」との見解を示した。
14日公表された米連邦公開市場委員会FOMCの10月23-24日開催分の議事録によると、多くの参加者は、オペレーション・ツイスト(ツイストオペ)終了後となる来年に追加の資産購入措置を実施する必要があるとの認識を示した。
三菱UFJモルガン・スタンレー証の植野氏は、「米国では債務上限の引き上げ問題もあり、このまま交渉がしこると、政府窓口閉鎖懸念と財政の崖懸念と二重苦のような状態に置かれる可能性がある」と指摘。「次のFOMCではツイストオペの後継も含めて、追加緩和の可能性も言われているので、米国が財政の崖問題から解放されない限りは、日本側の要因だけでずっと円安に賭けるというのは少し危険だ」と話した。
オバマ大統領は14日、ホワイトハウスでの記者会見で、有権者は6日の選挙で、民主・共和両党が論争をやめて財政赤字削減に向けた必要な措置を講じることを求める「非常に明確なメッセージ」を送ったと述べた。共和党のベイナー下院議長は記者団に対し、大統領提案の増税は経済に打撃を与えるだろうと話した。
Posted by 『にっしゃん』 at 11:51│Comments(0)
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