2010年05月30日
全球保釣大連盟
1996年10月、海上保安庁の警備救難艇などが警戒する中、尖閣諸島の魚釣島に接近する香港・台湾グループの活動家が乗った抗議船
「尖閣防衛へ世界連盟計画 華人結集、来年上陸目指す」
台湾で尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権を主張する団体「中華保釣(尖閣防衛)協会」の黄錫麟秘書長は1日までに、世界各地の華人団体を結集して「全球保釣大連盟」を結成する計画を進めていることを明らかにした。
米国から日本への尖閣諸島の施政権返還を決めた沖縄返還協定調印から40年となる来年6月17日に、同連盟から傘下団体に号令し、世界中から船などにより尖閣諸島上陸を目指すのが目標。上陸活動が国際的に拡大すれば、阻止活動を行う日本当局は対応に一層苦慮しそうだ。
尖閣諸島の中国領有権を主張する中国や香港の団体と、台湾の団体は、これまで連携して尖閣上陸を図るなど日本に抗議してきたが、最近は対日関係を重視する中国、台湾当局の圧力が強く、抗議行動は抑え込まれている。こうした事態を打開するため、東南アジアや欧米を含め世界に20~30ある「保釣運動」団体を結集する。(共同)
日本には、
「来年の話しをしたら鬼が笑う」という言葉があるけど・・・
ホンマに世界中から、来年やって来るのだろうか
じゃあな
2010年05月30日
尖閣は「未解決問題」???
27日、鳩山政権の閣僚6人も出席して
沖縄の負担軽減のため
アメリカ軍訓練の分散移転を要請するために
全国知事会が開かれた
総理としての見識は何もなく
単なる子供のおねだり
参加した知事さんから顰蹙(ひんしゅく)を買うのは当然
その上、禁句とも言うべき
日本固有の領土である尖閣諸島を日中の懸案事項のような発言には驚きだ
”日本列島は日本人だけの所有物ではない”とのたまう鳩山総理であれば、さもありなん
このまま政権が続けば
日本は東海省になってしまうのではないか
じゃあな
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尖閣は「未解決問題」? 首相また落第答弁
2010.5.28 00:39
全国知事会に出席し、安保について鳩山由紀夫首相に質問する石原慎太郎東京都知事=5月27日午後 東京都千代田区の都道府県会館
27日の全国知事会議では、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題で協力を求める鳩山由紀夫首相と知事らの議論がまったくかみ合わない場面が目立った。特に首相は、尖閣諸島の領有権問題をはじめ沖縄県が置かれた安全保障環境やその歴史に関する“落第答弁”を連発。安保政策に関する首相の不勉強が、普天間問題迷走の主因といえそうだ。
尖閣諸島をめぐり日中間で衝突が起こった際、日米安全保障条約が発動されるかどうか-。知事会議の席上、東京都の石原慎太郎知事がこんな質問をすると、首相は次のように答えた。
「(米国に)確かめる必要がある」
だが、この問題は麻生前政権時代にすでに決着済みの話だ。麻生太郎首相や河村建夫官房長官が国会答弁や記者会見で、「安保条約は適用される」との米公式見解を確認したことを明らかにしている。
首相はこうも述べた。「(米国は尖閣諸島の)帰属問題に関しては、日本と中国の当事者同士でしっかりと議論して、結論を見いだしてもらいたいということだと理解している」
未解決の問題として、これから中国と話し合うかのような発言だが、政府見解は「解決すべき領有権の問題はそもそも存在しない」というもの。首相自ら中国側につけいるすきを見せた格好だ。
また、昭和47年の日本復帰から今年5月15日で38年がたった沖縄県について、首相は「復帰後27年」と述べた。単純な言い間違いであってほしいが…。
このほか、神奈川県の松沢成文知事から「首相の(防衛)方針が全く見えない」と指摘されると、首相は「米軍のプレゼンス(存在)を今大きく減らすことが許される状況ではない」と述べ、最近になって「学べば学ぶにつれ」分かってきたという「抑止力」論を展開。
ただ、首相は26日夜、平時は米軍は日本に駐留せず有事に駆けつければいいとする持論「常時駐留なき安保」について記者団に問われ、「封印している」と述べ、撤回はしない考えを改めて強調している。首相の「抑止力」に関する本当の認識は不明だ。
知事会の麻生渡会長は会議終了後の記者会見で「(首相は)途中、何を言っているのかと思った。そもそも、どんな種類の訓練がどういう事情で必要か分からない」と困惑の表情を浮かべた。
(酒井充、小田博士)