2011年05月22日
橋下知事、国歌起立条例で攻勢へ
「日本の
国旗・国歌を
敬えない人は
日本の公務員を辞めたらええ」
あたりまえやと思う
じゃあな
ツイッターに「これが民主主義だ」 橋下知事、国歌起立条例で攻勢へ
19日開会の大阪府議会。橋下徹知事が率いる地域政党「大阪維新の会」は、府内の公立学校の教員に対し、式典での国歌斉唱時の起立を義務づける条例案を提出する方針だ。過半数を占める維新が提案すれば、可決は確実。
教職員組合などは「公教育への介入、教職員への思想統制」と反発を強めるが、橋下知事は「公務員が国歌斉唱時に起立するのは当たり前」と、議員提案で一気に可決に持ち込む構えだ。
■政令市含めた戦略
「これは君が代問題ではない。教員は職務命令を無視できるのか?の問題」。19日午前3時すぎ、橋下知事は自身の簡易ブログ「Twitter(ツイッター)」にこう書き込んだ。この日午前、橋下知事と意見交換した府教委幹部は、府教委から全教職員に、起立を求める職務命令を出す方針を示した。
国歌斉唱時の起立義務化の対象は、大阪市などの政令市を含む府内全ての公立小中高校など、計1701校の教員計約5万5500人となる見込み。条例では府施設での国旗の常時掲揚も義務付ける。
橋下知事は、この条例とは別に、職務命令に繰り返し違反した場合、懲戒免職も含めた処分基準を定めた条例を9月府議会に提案する方針で、違反者の実名や所属校の公表も検討する。
「(起立義務化の)条例を作らなければならないこと自体が恥ずかしい」と述べる橋下知事が、条例化を決めた直接のきっかけは、維新が府議選で過半数を獲得した後の今月6日、不起立を理由に府立高校の教職員2人を府教委が戒告処分したことだったという。
入学・卒業式での国旗掲揚と国歌斉唱は平成元年の学習指導要領で義務づけられ、11年には国旗は日章旗、国歌は君が代とする国旗国歌法が施行された。府教委は14年に府立学校の教員に国歌斉唱時に起立するよう文書で指示。これを根拠に不起立教員について懲戒処分を行ってきたが最も軽い戒告に止めてきた。
不起立の教員は減少傾向にあるというが、22年度の府立高校の卒業式で39校84人、23年度入学式で27校38人が起立しなかった。
橋下知事は「指示から9年経っても従わない教職員がいる。マネジメントができていない」と指摘。「起立は府民感覚として当たり前。国旗、国歌を否定するなら公務員を辞めればいい」と述べる。
さらに条例の対象に政令市の教員を含めることに、大阪都構想への布石との意味合いをにじませる。
教員の人事や予算の権限を巡り、国や都道府県、政令市、市町村の役割や責任分担が複雑に入り組む現行の教育委員会制度を批判し「小中学校も条例の対象にし、政令市も含めることで責任が明確になる」と述べた。
19日未明の自身のツイッターには「これが民主主義だ。大阪維新の会は大阪都構想を実現するために、1年半かけてカネも労力もかけて選挙を戦った。そして一定の民意を得て、今物事を進めようとしている」と書き込んだ。
(サンケイ 2,011.5.19)
2011年05月22日
橋下知事を
「国旗・国歌」に
敬意をはらうのは
あたりまえ
今回は
橋下知事を
支持します
じゃあな
卒業式などの行事において、国歌「君が代」斉唱時に起立をしない教員への処分などを定めた条例を、大阪府議会に堤出する方針の「大阪維新の会」。代表をつとめる橋下徹大阪府知事は、19日、同条例の必要性と不起立教員の問題点を自身のTwitterにて次々と書き込んでいる。
橋下知事は「君が代を起立して歌うのは当然の儀礼の話」とし、「大阪府教育委員会は2002年から、入学式、卒業式での君が代起立斉唱を教育現場に指導してきた。それでも現場は言うことを聞かない。そこで教育委員会は職務命令まで出した。それでも言うことを聞かない教員がいる。情けない。これは組織マネジメントの話。」と述べている。
以下は19日深夜から夕方までにかけての書き込みの中で、特にポイントとなる発言を引用、抜粋したものである。
「公立の教員は、公務員組織の一員。組織の一員だ。職務命令に従うのは当たり前。」
「職務命令を繰り返して無視する公務員は、公務員を去ってもらう。なぜこんなことが許されるのか。それは絶対的な身分保障に甘えているからだ。組織の一員でありながら、組織決定に嫌だから従わない。ふざけんじゃない。民主的方法で決定を変えよ。」
「自分の考えを教育行政に反映させたいなら頑張ってそのポジションに就けば良い。自分の考えを実現しようと思えば血を吐く努力が必要。それを何もしないで、命令無視。」
「そんな教員を税金で食わせるほど、納税者は甘くはない。」
「このような教員は一部です。しかし一部でも存在するのです。」
「大阪府教育委員会で、起立斉唱を決めたのだから、その下で働くのであれば、決定に従う。嫌なら辞めれば良い。決定できるポジションまで出世して着席斉唱を決定すれば良い。選挙で闘って、そのような大阪府のルールを作れば良い。」
「決定するポジションというのは責任も負い、批判も受ける。当然自分の行動は全て公にさらされる。何をするにしても実名でもって報じられる。そのような責任も負わず、出世の努力もせず、選挙で闘うこともせず、身分保障の下で組織決定を無視する公務員は、公務員を辞めるべき。それが納税者の意思。」
ここまでが深夜における発言である。また、夕方にかけては、過去に橋下知事が不起立教員のいる学校の式典に参加した時の状況が綴られている。
「入学式や卒業式という子どもたちの晴れ舞台。特に卒業式なんて、子どもたちの成長を振り返り、新たなステージを祝う重要な式典ですよ。ここで、個人の思想良心を盾に教員が不起立。周囲は起立を促すが、頑なに立たない。仕方がないので式進行。」
「保護者もざわめく。子どもたちは起立して立派に君が代を歌いあげる。これが不起立教員のいる入学式、卒業式の実態です。」
「バカ教員の思想良心の自由よりも、子どもたちへの祝福が重要だろ!だいたい、公立学校の教員は、日本国の公務員。税金で飯を食べさせてもらっている。国旗、国歌が嫌なら、日本の公務員を辞めろって言うんだ。君が代を起立して歌わない自由はある。それは公務員以外の国民だ。」
「ほとんどの公務員は国旗国歌を大切にしている。公の使命を認識している。自衛隊、警察官、消防員、行政職員、教員もほとんどはね。でもね、一部トンチンカン職員がいることで、組織全体の信用が失墜する。一生懸命頑張っている公務員にとって迷惑なんだよ。分かってるのかね、不起立教員!」
「日本国の公務員なら、君が代に敬意を払え。敬意とは起立して歌うこと。これが社会の常識であり、国民大多数の普通の感覚。せめて、子どもたちの晴れ舞台は、厳粛なムードで祝福してあげろ。それが嫌なら、日本国の公務員を辞めて、自分の主張を通せる仕事をしろ!身分保障に甘えるな!」
と、橋下知事の怒りは収まらない。いずれにせよこの問題、不起立教員ならびに、それを支持する団体からの抵抗は必至。
一方、東京都でも、君が代斉唱と起立、そして式典での国旗掲揚に反対する教員・組織が多数存在し、数年前から東京都庁前をはじめとする都内各地でさまざまな抗議活動を行っている。彼らは2003年10月23日に、石原都知事ならびに東京都教育委委員会が「入学式、卒業式等における国旗掲揚及び国歌斉唱の実施について」定めた通達に激しく抗議。ちなみにこの通達のことを、「10.23通達(じゅってんにいさんつうたつ)」と彼らは呼んでいる。
(ROCKETS NEWS より)