2012年09月01日
李明博大統領、常軌を逸した暴挙の真相
日本政府の中止要求を振り切って島根県・竹島への上陸を強行した韓国の李明博大統領=8月10日(ロイター)
韓国では
『反日無罪』という
慣例があるらしい
また、
『親日・知日』という言葉は
『売国奴』と同意らしい・・・・・
李大統領は、
在日であることを払拭するために
日本をバッシングして
晩年における逮捕・暗殺を
回避しようとしているのか・・・
じゃあな
李明博大統領、常軌を逸した暴挙の真相
2012.08.29
わが国固有の領土ながら、韓国が不法占拠している島根県・竹島をめぐり、韓国の李明博大統領による言動がエスカレートしている。日本や日本国を侮辱するうえ、日韓関係を大きく傷つけるもので看過できない。
李大統領は当初、知日派で合理主義者といわれ、前任者と違って歴史問題を振りかざして相手を屈服させるような姿勢を取らなかった。ところが、政権末期になって、前任者を超える常軌を逸した暴挙に出た。
背景について、李大統領の兄が今年7月、約5200万円もの不正資金を受け取った収賄事件で逮捕・起訴され、自身にも、捜査機関の手が伸びることを恐れた-という報道があった。
確かに、韓国の歴代大統領の晩年は哀れだ。
初代の李承晩氏は、不正選挙を糾弾されてハワイに亡命し、客死。朴正煕氏は狙撃事件で夫人が死亡し、その後、自身も暗殺された。全斗煥氏は反乱首謀罪で死刑判決(後に恩赦)を受け、盧泰愚、金泳三、金大中3氏は自身や親族が逮捕され、前任の盧武鉉氏は自殺に追い込まれている。
報道は、李大統領は「竹島に初めて上陸した大統領」という勲章を得て、国家的英雄として逮捕を免れようとした-と分析していたが、同国の指導者の末路を知ると、納得できる気がする。
ここまで、李大統領や韓国を増長させたのには、民主党歴代政権の外交失策が大きく影響している。
竹島については「韓国による不法占拠」という表現を避け、「法的根拠のない支配」と言い換えた。日韓基本条約や協定を覆して、朝鮮王室儀軌を引き渡した。初めに自国が譲歩して、相手国の善意を期待する「弱腰・迎合外交」といえる。世界の常識を逸脱した外交は当然失敗し、民主党政権は最近になって「不法占拠」と言い出した。
韓国や中国の大攻勢に対峙している野田佳彦首相に対しては、総理経験者として、基本的にバックアップすべきだと考えている。ただ、ここまで付け込まれた民主党政権の外交を立て直すことは、容易ではない。
さて、大阪市の橋下徹市長が21日、慰安婦問題について「慰安婦が軍に暴行、脅迫を受けて連れてこられた証拠はない。あるなら韓国にも出してもらいたい」と発言した。橋下氏の発言に、記者から「それは(宮沢内閣の)河野(洋平官房長官)談話や政府見解に反するのではないか?」という質問が出たという。
事実関係を説明すると、安倍内閣で「政府が発見した資料からは軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような記述は見つけることができなかった」という政府答弁が閣議決定されている。これに対し、河野談話は閣議決定されていないのである。
閣議決定したものこそ政府見解であり、橋下氏の「自分の発言は、政府見解と違わない」という発言は正しい。歴史的経緯や事実をよく認識し、リスクある発言をした橋下氏の勇気に拍手を送りたい。こうした事実を国内だけでなく、世界に向けて発信していきたい。(自民党衆院議員)
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高崎経済大学教授・八木秀次
日本人の怒り理解できぬ韓国人
【正論 2012.8.30】
韓国の李明博大統領が、「(天皇陛下が)韓国を訪問したいのなら、独立運動で亡くなった方々に対し心からの謝罪をする必要があると(日本側に)伝えた」と発言したことについて、韓国メディアの記者から取材を受けた。
≪天皇を最高政治権力者と誤解≫
東日本大震災の被災地や、被災現地を訪問された天皇皇后両陛下について取材した経験から、李大統領の発言は竹島や慰安婦の問題とは次元の異なる、触れてはならない日本人の神聖な部分に触れたような思いがする、解説してほしい、という趣旨であった。
韓国では王室がなくなって久しいこともあって、天皇を政治権力の最上位の存在と理解している。韓国で天皇を「日王」と呼ぶのはそのためで、李大統領もそのような認識で発言したはずだ-。記者は、そう問いかけてきた。
私は、天皇はそうではなく、国家・国民のために「祈る存在」である、と強調した。天皇は実際の政治とは遠いところから、国民生活の安寧や国家の発展、世界平和を祈る宗教的な存在であり、そして、そのような立場からその時々の権力者に対し、その地位を認める存在であると説明した。
大震災を取材して、記者には思うところがあったようだ。韓国人は古くから外国の侵略と戦ってきたのに対し、日本人は古来、島国ゆえに外国からの侵略はほとんどなく、自然災害と戦ってきたのだなと実感したという。そして、絶えず自然災害にさらされている日本では、国民生活の安寧を祈る天皇のような存在が必要なのだと納得するようになった。日本人にとってはそのような存在である天皇を、大統領発言は侮辱したのではないか。だとすれば、これは大変なことをしてしまったのではないかと心配になっている、と。
≪李大統領は発言を撤回せよ≫
大統領発言は日本人が普段は意識していないにせよ心の内では一番大事にしている神聖な部分を汚してしまった、と私は指摘した。日本には、多くの国民が天皇のために大事な生命を捧げて来た歴史があり、先の大戦がそうだった。日本人は韓国人と違って、感情を表に出さず、感情の起伏も激しくない。大統領発言は、その大人しい日本人を決定的に怒らせたのではなかったか、と述べた。
日本では老舗が多いのを知っているか、と問い返しもした。百年以上続く店や企業は10万以上、千年続く会社もある。その間、技術が伝承されている。勤勉でこつこつ努力し、努力はやがて報われると考える国民性もある。それはどうしてかお分かりか、と。
そのうえで、日本では、韓国と比較すれば政治が安定してきたからであり、何百年も家業が続けられ、技術も伝承できてきたのである、と答えた。そして、それは、どんな実力を持つ者であっても超えてはならない、その地位を侵してはならない「天皇」という存在があったればこそだ、と。
天皇は初代から一系の血筋で継承されており、誰も取って代わることができない。そして、その天皇から折々の権力者が自らの地位を認めてもらうシステムを日本人は作ってきた。その点で天皇は李王朝の王とは違う。権力の最上位の存在ではない。天皇は日本の国柄のまさに中核をなし、日本の国民性も天皇の存在を前提として形成されてきたものだ。その天皇を李大統領の発言は侮辱することになってしまった、これは取り返しのつかないことをしたのではないか。そのように解説した。
記者が、では、どうすればいいかと尋ねてきたのに対し、私は、少なくとも大統領は発言を撤回すべきではないかと述べた。
竹島、慰安婦問題についての韓国側の主張にも言いたいことはたくさんあるが、天皇陛下を侮辱した発言とはレベルが違う。本来は大統領の謝罪が望ましいものの、面子もあるだろうから、天皇や日本人を侮辱する意図がなかったのであれば、発言を取り消すべきである。そうでなければ、日本人の気持ちは収まらない。日韓両国の関係は決定的な対立になり、お互いの国民感情の対立は立場の弱い人たちを傷つけることになる。このような見解を表明した。
≪日本は抗議と同時に説明を≫
記者は、私の解説を聞いて自分なりに納得したこの思いを一般の韓国人に分かるような記事にするのは大変難しい、ため息しか出ない、気が重い、などと語って、電話取材を終えたのである。
私に対する取材などを基に書かれた記事は、その後、韓国のメディアに掲載されている。その記事には、天皇皇后両陛下が東日本大震災の被災地で黙祷(もくとう)を捧げられている写真が付けられていた。
天皇については、日本生まれの李大統領でさえ分かっていない。その後も、韓国では閣僚やメディアによる天皇侮辱発言が相次いでいる。彼らは、なぜ日本人が怒っているか理解できず、不思議に思っているのかもしれない。
取材を受けて、日本政府は韓国側に対し抗議すると同時に、そのあたりを平易に説明すべきだと改めて痛感した次第である。(やぎ ひでつぐ)
2012年09月01日
河野談話見直し論
2012.8.28産經新聞東京版
『河野談話』も
『村山談話』も
白紙撤回すべき
じゃあな
慰安婦問題再燃 河野談話見直し論噴出
閣僚も反発、思わぬ「李明博効果」
慰安婦問題再燃 首相「竹島と結びつける話ではない」
2012.8.28 01:18 [歴史認識]
参院予算委員会で質問に答える野田佳彦首相=27日(酒巻俊介撮影)
野田佳彦首相は27日の参院予算委員会で、韓国の李明博(イミョンバク)大統領による島根県・竹島上陸の背景に慰安婦問題があるとの指摘に対し「本来結び付ける話ではなく、そんな理由で上陸したのなら、なおさらおかしな話だ」と強い不快感を示した。ただ、慰安婦募集の強制性を認めた平成5年の河野洋平官房長官(当時)による「河野談話」は踏襲する考えを表明し、野党から批判の声も上がった。
首相は、慰安婦問題について「(日韓基本条約が締結された)昭和40年に法的に決着がついている。この姿勢はこれからも言い続ける」と強調した。
だが、河野談話に関しては「いわゆる強制連行したという事実を文書で確認できないし、日本側の証言も確認できなかったが、従軍慰安婦といわれている人たちからの聞き取りも含め談話ができた」と説明。その上で「歴代政権が踏襲しているが、わが政権も基本的には踏襲する」と述べた。
質問に立った新党「国民の生活が第一」の外山斎氏は「どうして証拠もないのに河野談話を踏襲するのか。内閣としてはっきりと否定すべきだ」と指摘し、談話作成に関与した河野氏ら関係者の参考人招致の必要性を指摘した。
『河野談話』も
『村山談話』も
白紙撤回すべき
じゃあな
慰安婦問題再燃 河野談話見直し論噴出
閣僚も反発、思わぬ「李明博効果」
慰安婦問題再燃 首相「竹島と結びつける話ではない」
2012.8.28 01:18 [歴史認識]
参院予算委員会で質問に答える野田佳彦首相=27日(酒巻俊介撮影)
野田佳彦首相は27日の参院予算委員会で、韓国の李明博(イミョンバク)大統領による島根県・竹島上陸の背景に慰安婦問題があるとの指摘に対し「本来結び付ける話ではなく、そんな理由で上陸したのなら、なおさらおかしな話だ」と強い不快感を示した。ただ、慰安婦募集の強制性を認めた平成5年の河野洋平官房長官(当時)による「河野談話」は踏襲する考えを表明し、野党から批判の声も上がった。
首相は、慰安婦問題について「(日韓基本条約が締結された)昭和40年に法的に決着がついている。この姿勢はこれからも言い続ける」と強調した。
だが、河野談話に関しては「いわゆる強制連行したという事実を文書で確認できないし、日本側の証言も確認できなかったが、従軍慰安婦といわれている人たちからの聞き取りも含め談話ができた」と説明。その上で「歴代政権が踏襲しているが、わが政権も基本的には踏襲する」と述べた。
質問に立った新党「国民の生活が第一」の外山斎氏は「どうして証拠もないのに河野談話を踏襲するのか。内閣としてはっきりと否定すべきだ」と指摘し、談話作成に関与した河野氏ら関係者の参考人招致の必要性を指摘した。