2013年06月03日
[教科書]自民特別部会、東書、実教社長からヒアリング
[教科書]自民特別部会、東書、実教社長からヒアリング
5月28日、自民党の教科書検定のあり方特別部会(萩生田光一主査)は会合を開き、東京書籍、実教出版、教育出版の社長から、領土、南京事件、慰安婦についてのヒアリングを行いました。
例えば、東京書籍の中学校社会「地理的分野」では、竹島について、「竹島は日本固有の領土ですが、韓国が占拠しており、対立が続いています」と記述しています。
学習指導要領上は、竹島について北方領土と同様に教えると定めており、このことは北方領土と同様、「固有の領土であること」「不法占拠されていること」を教えなければならないことを意味しています。しかし、東京書籍はこの要件を満たしていません。
南京事件について、実教出版の高校日本史Bは、「日本軍は南京市内外で、捕虜・投降兵をはじめ女性や子どもを含む中国人約20万人を殺害し、略奪・放火や女性への暴行を行った」と断定。脚注では、南京市郊外に建てられている紀念館に「30万人以上の人々が日本軍によって虐殺されたと表示されている」と記述しています。
これについては、紀念館に表示があるのは事実だというのが出版社側の答弁です。
実教出版の高校日本史Aでは、「九条の会」が写真つきで紹介され、「日本国憲法の改訂をはばむために、9人の文化人たちで結成されました。憲法の精神を第九条で象徴し、会の名称としています。各地にも九条の会がつくられています」と記述。
同様に実教出版の日本史Bでは、本文で、「国家への誇りと忠誠心を強調する風潮には批判の動きも多く、大江健三郎などのよびかけでつくられた憲法『九条の会』なども草の根でひろがった。また、小泉・安倍政権と続いた靖国神社参拝や慰安婦問題、日本の侵略加害の事実を記述する教科書を『自虐的』と非難する立場の人々が執筆する教科書があらわれたことなどに対して、アジア諸国で戦争に対する反省がないという批判がおこった」などと、「九条の会」を宣伝する一方で、「つくる会」教科書を批判する露骨な記述がありました。
現在の教科書検定基準は、特定の企業・団体の宣伝や、あるいは逆に批判をしてはならないと規定されていますが、教科書検定審は、この記述を問題ないと認めたことになります。
このように、教育基本法が改正され、学習指導要領と教科書検定基準が改訂されましたが、またまだ検定が機能していない点が多く、今後も特別部会では検定結果を検証し、制度改革案をまとめていく考えでいます。(文責:村主)
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【配信元】
日本会議 http://www.nipponkaigi.org/
日本会議地方議員懇談会 http://prideofjapan.blog10.fc2.com/
日本女性の会 http://nipponjyoseinokai.at.webry.info/
みんなで靖国神社に参拝する国民の会 http://blog.livedoor.jp/kokuminnokai/
天皇陛下御即位二十年奉祝委員会 公式サイト http://www.houshuku.org/
天皇陛下御即位二十年奉祝委員会事務局ブログ http://housyuku20.blog115.fc2.com/
親が子に与える書物として
最も安全であるはずの教科書が
最も危ないのが
現状である
じゃあな