2013年04月25日
対中国機が対ロシア機上回る—前年度の2倍
スクランブルに掛る費用は
F-15J/DJ : 1機1飛行時間あたり約174万円
必ず2機以上で行くので
約350万円
1回平均4時間なので
約1400万円×出撃回数
計算してみて下さい
防衛費を批判する人は
そもそも批判先を間違っていると思う
今から
スリランカへ
行ってきます
じゃあな
24年度緊急発進
対中国機が対ロシア機上回る—前年度の2倍
中国機初の領空侵犯も
【朝雲新聞 2013年4月17日】
統合幕僚監部は4月17日、航空自衛隊が平成24年度に行った緊急発進(スクランブル)の実施状況を発表した。それによると、緊急発進回数は567回で前年度に比べ142回増加し、平成2年の604回以来、22年ぶりに500回を超えた。
中国機による初の領空侵犯事案が発生するなど、中国機による東シナ海での活動活発化が背景にあり、緊急発進回数で初めてロシア機を上回った。
対象機の国籍別(推定含む)発進回数のトップは、対中国機の306回。前年度の156回から倍増し、割合的にも54%を占め、全体の1位に躍り出た。
306回という発進数は、平成7年に国籍別統計を開始して以来、最多。昭和33年に空自が対領空侵犯措置任務を開始して以降、中国機がロシア機を上回ったのは初めてとなる。
次いで、対ロシア機が248回(前年度247回)と回数は前年度並みにとどまったが、中国機の増加により全体に占める割合が約44%に下がった。続いて台湾機が1回(同5回)、民航機など「その他」が12回(同17回)だった。
方面隊別の発進回数は、北空139回(同158回)、中空65回(同54回)、西空45回(同47回)、南混団318回(同166回)と、中国機の増加に伴い、沖縄・南西諸島地域の防衛を担う南混団でスクランブル回数が急増。昭和56年の171回を大幅に上回り、過去最高数を記録した。
統幕では、中国機に対する緊急発進のうち、国家海洋局の「Y12」小型プロペラ機が昨年12月に尖閣諸島周辺を飛行した事例など8件を「特異な飛行を行った」として公表。
対ロシア機については12月17日に空軍の「ツポレフTu214」型電子偵察・情報収集機1機が北海道沖から山陰沖の日本海を日本領空に沿って飛行した事例など20件を公表した。
個別発表していない事案を含めると、中国機では「戦闘機」、ロシア機では「情報収集機」に対しての緊急発進が多かった。
昨年12月13日には中国機による初の日本への領空侵犯事案が発生。国家海洋局所属の「Y12」が沖縄県尖閣諸島魚釣島の南方約15キロ付近の日本領空を侵犯し、空自F15戦闘機8機とE2C早期警戒機1機が緊急発進した。以降、中国機に対する緊急発進の回数が増加している。
2月7日にはロシア空軍の「スホイSu27」戦闘機2機が、北海道利尻島の南西沖の領空を侵犯、空自三沢基地のF2戦闘機4機が緊急発進した。ロシア空軍による領空侵犯は2008年2月の5年ぶりとなった。
◇緊急発進(スクランブル)
国籍不明機が我が国領空に接近した時、戦闘機などを発進させて領空侵犯を未然に防ぐ対領空侵犯措置任務。緊急発進した戦闘機は対象機に対して無線による通告・警告や翼を振るなどの機体信号を送り、無視した場合は強制着陸、警告射撃などの措置を取ることが認められている。
空自により任務が開始された1958(昭和33)年以来、2012(平成24)年度までのスクランブル総数は累計2万2946回で、ピークは昭和59年度の944回。領空侵犯に至った事件は36件で、ほとんどがソ連機(ロシア機)によるもの
Posted by 『にっしゃん』 at 05:57│Comments(0)
│軍事
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