2015年12月31日
三幸オープンにて

第22回 三幸オープン
表彰式で挨拶させていただきました。
皆様には、本年も大変御世話になり、誠にありがとうございました。
来年も宜しく御願い致します。
佳い御年を御迎え下さい。
m(__)m
2015年12月30日
2015年12月29日
2015年12月25日
2015年12月24日
2015年12月23日
2015年12月23日
2015年12月23日
2015年12月18日
2015年12月17日
2015年12月11日
2015年12月11日
2015年12月08日
一般質問 全文掲載

一般質問、終了致しました。
以下、長文の為、誠に恐縮ではありますが、質問の全文を掲載致します。
後日アップされます動画配信を御覧いただくのも、ありがたいですし、
御一読いただき、御意見などいただければ幸甚であります。
m(__)m

平成27年度 第5回加古川市議会(定例会) 一般質問
平成28年度使用 教科用図書 加印採択地区協議会について
志政加古川 西村 雅文
奇しくも本日12月8日は、かつて我々の御先祖様方が、欧米列強の白人至上主義・植民地政策・人種差別に対して、断固たる意思を示した、真珠湾攻撃が敢行された日であります。
皆さん、大変御疲れだと思いますが、私で最後の質問者との事ですので、宜しく御願い致します。
平成27年8月14日に開催されました、8月度定例教育委員会に於きまして、平成28年度使用中学校教科用図書が採択されました。
先日、開示請求させていただきました加印採択地区協議会議事録を読ませていただきました所、本年読んだ書物の中で、最も興味深い書物でありました。
是非、他の議員の先生方にも、又、多くの市民の皆さんにも御読みいただきたいと思うところであります。
教育基本法および学習指導要領が改正されてから2回目の採択になるわけですが、改正された点が最も反映される、「歴史」「公民」は、委員全員の合意には至らず、投票にて採択がなされました。
投票結果は、「歴史」は東京書籍12票、育鵬社4票、そして「公民」は日本文教出版10票、育鵬社4票、東京書籍2票でありました。
採択される過程に於いて、協議会の様々な問題点が見受けられ、調査報告書の内容についても、「専門教科の指導力、学習指導要領等についての理解力が優れている先生方」が、調査研究されたものとは必ずしも考えにくい内容であります。
次代を担う大切な子ども達に与える教科書が、本当に適切に採択されているのかどうか、議事録の内容に基づいて、順次、質問させていただきますので、宜しく御願い申し上げます。
大項目 平成28年度使用 中学校教科用図書 加印採択地区協議会について
小項目(1)教科用図書の閲覧状況について
要 旨 委員が教科書を閲覧するにあたり、教科書貸与について、「貸し出す貸し出さない」で、活発な議論がされていますが、『委員が3回教科書を閲覧しに行ったが2回入れてもらえなかった』とか、『休み時間に来て下さい』とかの対応をされたと議事録には記載されています。
委嘱し承諾をいただき、積極的に取り組もうとしている委員の方への対応として、極めて不適切だと思ったりしますが、その御見解と他にも不便や問題な点は無かったのか御伺い致します。
小項目(2)開かれた採択の推進について
要 旨 「教科書の採択により広い視野からの意見を反映させるため、保護者等の意見を踏まえた調査研究の充実も重要です」と文科省から通知が着ていましたが、それを実現するために、前回までとは違う何らかの取り組みはされたのかどうか、御伺い致します。
小項目(3)議事について
要 旨 議事録を熟読しておりますと、驚くような発言が随所に出てきます。「教科書を変える際には、現行の教科書に大きな問題があるとか、それを随分上回るようなよさがない限り、現行の教科書でいくのがいい。変えれば混乱が起きる。基本はそれが大事である。」という、内容よりも現場の御都合主義が優先事項だという趣旨の発言をされる委員の適正はどのように御考えか、御伺い致します。
「調査員の中で好評だったのはどれか・好評を得た教科書はありますか・調査員の評価はどうでしたか・子どもたちにとってよさそうなところを教えて下さい。歴史の教科書について、トータルとして使いやすそうだねという。」等、調査員の評価を聞き出そうとしている発言に対して、調査員から特定の出版社名が出され「どこがいい」等の答弁がされています。これは序列付けや絞り込みに繋がる為、本来、控えるべきことだと思いますが、協議会会長自らがそういう発言を誘導をされていることは非常に由々しき問題だと思いますが、御見解を御伺い致します。
また議事進行について、時間のことを非常に気にしてらっしゃるのが見て取れるのですが、従来通りの2回の協議会で、果たして議論は尽くされたのかどうか、疑問に思います。教科書の内容について、意見を求める発言に対して、議論を深めようとする進行が見受けられません。合議制の本質に則すためにも、協議会の開催回数について2回という従来の回数に拘らず、議論は尽くされるべきであると、以前に質問がされていましたが、今回、ほとんど発言されていない委員もいらっしゃいます。本当に議論は尽くされたと御考えかどうか、御伺い致します。
小項目(4)調査報告書について
要 旨 採択地区協議会に付された調査報告書について、調査報告書では、本の大きさや画像の多い少ないや色合い等、いわゆる「見た目」が重視されています。
「育鵬社に写真が小さいものや色彩が不鮮明なものがある」という報告内容に対して、「具体的にどの部分か」と質問があり、どの部分か答弁できず、「色彩や大きさの問題は、個人の感覚なので削除させていただきます。」とか、「個人の感覚」を何故、報告書に書いて出してくるのか、また、極めて重要な人権問題である「拉致問題」に関して、調査員から「そこまで見ていない」と驚きの報告がされています。
また、特定の教科書に対してのみ批判的な報告がなされており、調査研究そのものに対して猜疑心を抱いてしまいますが、御見解を御伺い致します。
特に、新教育基本法および新学習指導要領の精神が最も表れ易い、歴史と公民について、本当に適切な調査研究が行われたと御考えかどうか、御見解を御伺い致します。
歴史」に関して、まず、近年の研究成果が著しい、縄文時代に関する報告がありません。最近の研究動向で注目すべき点は、縄文時代には既に北海道から沖縄まで、同一の文化圏が形成されていたという点です。これは、世界最古級の土器である縄文土器の分布や、アイヌ人・本土人・琉球人の遺伝的近縁性を立証した、2012年に発表された最新のゲノム解析によって裏付けられています。このことが何故重要なのかと言うと、日本人のルーツは縄文人にあることを示しているからです。
人種的・文化的ルーツを辿れば、アイヌも琉球も本土も一つなのですが、果たして教科書はこうした最新の知見を採り入れて書かれているのかどうかといいますと、縄文土器の分布に着目して、「北海道から沖縄まで日本列島全体から出土しています」と書かれ紹介されているのは育鵬社だけです。他は本土のルーツしか書かれていません。
採択された教科書で勉強しても、アイヌと沖縄のルーツの関連は判りません。
このことは、学習指導要領の「我が国の歴史に対する愛情を深め、国民としての自覚を育てる」ために、非常に重要な部分だと思いますが、御見解を御伺い致します。
次に歴史上人物について、前回も申し上げた通り、勉強していく上で、知っている人物が登場することによって、興味がわいたり学習意欲が高まるといった効果が期待でき、重量や画像や色合いによるものよりも、よっぽど健全な要素だと思いますが、議事録を見ますと、「人物の数が多すぎる」とか「他社が挙げていない人物を、何故挙げるのか」とか、不可思議な意見も記載されています。
人物の扱いについて象徴的な事象を挙げますと、朝廷に敵対していた蝦夷の首領アテルイの扱いで、採択された東京書籍では、わざわざ一頁の主題学習にして必要以上に持ち上げています。中世の足利義満・近代の幸徳秋水など、皇室(朝廷)に反逆した人物ばかりを大きく取り上げています。反面、大宰府に左遷されても朝廷に対する忠義を忘れなかった、菅原道真については軽視されています。大きく取り上げているのは育鵬社のみで、日本文教出版や学び舎に至っては名前すら出てきません。「学問の神様」と云われ、この地域では鹿島神社に祀られ、毎年多くの参拝者(特に受験生)が全国各地から来られている人物を歴史教科書で詳しく教えないという事は、僕には理解ができませんが、御見解を御伺い致します。
中世を見ますと、元寇について、元の属国となっていた高麗は、元から一千艘の船と一万名の兵を出すことを要求され、元軍の尖兵として日本を侵略しにきましたが、高麗軍は元軍以上に残酷で、「高祖遺文録」や「高麗史」等に由ると、壱岐や対馬で多数の老若男女を惨殺し、女性は強姦した後、掌に穴をあけて数珠繋ぎにし、数百人以上の子ども達と拉致しています。当時の日本にとって、それがどれほど恐ろしいことだったかは、「ムクリ(蒙古)コクリ(高麗)の鬼が来る」という言い伝えが700年後の今日まで残っていることからも解ります。ところが、東京書籍の教科書には高麗が元と一緒に攻めてきた事実が書かれていません。韓国は今でも盛んに、秀吉の朝鮮出兵の事を言ってきますが、むこうが先に日本を侵略し恐怖に陥れた事実を知っていなければ困ると思います。
然るに、中国と韓国の教科書では、秀吉の朝鮮出兵は大々的に教えていますが、元寇については全く教えていません。
秀吉の朝鮮出兵を、東京書籍他4社では「朝鮮侵略」と書かれています。「朝鮮出兵」と書いているのは育鵬社と自由社のみです。
そもそも「侵略」というのは、他国を非難する時に使う言葉であり、400年以上も前の自国の戦争に「侵略」という用語を使っているのは、世界広しといえども日本だけです。
議事録では「東京書籍が自虐史観だとは思いません。」という発言をされた委員さんもいらっしゃいますが、とんでもない御見識だと思います。まさに近隣諸国条項最優先の、自虐史観教科書だといえると思いますが、御見解を御伺い致します。
次に、近代において最も大きな影響を与えたといえる、ロシア革命に端を発した共産主義の思想についてであります。
コミンテルン(共産主義インターナショナル)は、日米開戦に対する最後通牒とも言われる「ハル・ノート」を執筆したハリー・レクスター・ホワイトを始め、膨大な数の工作員がホワイトハウスに潜入していた事実が明らかになっています。つまり、日本が開戦に踏み切らざるを得なかった背景にも大きく影響しているのです。
しかし、東京書籍では、共産主義について「土地と主要な産業が国有化されて、国家が経済のすべてを中央集権的に決定する効率的な社会が生まれました」等と共産主義を礼賛し、綺麗ごとだけを教えて、「粛清」等で無数の犠牲者を出した事実や、コミンテルンの存在等の「現実」を教えていません。
コミンテルンの存在は、育鵬社と自由社しか掲載されておらず、戦前の日本にとって大問題だった共産主義の脅威は、東京書籍の教科書では理解できないと思いますが、御見解を御伺い致します。
次に、大東亜戦争について、東京書籍では、「日本が侵略的な行動を取る中で、日米関係は悪化していきました」と日本側の立場から歴史を見るのではなく、連合国側の立場でしか歴史を見ることが出来ない、GHQによるウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムにどっぷり浸かった、いわゆる「東京裁判史観」から、いまだに抜け出せないでいます。だから、呼称にしても日本側の歴史観としての「大東亜戦争」ではなく、連合国側の呼称で、占領軍に使用を強制された「太平洋戦争」という用語に固執しており、連合国の戦争目的を掲げた「大西洋憲章」は教えても、これに対して日本が掲げた「大東亜共同宣言」や「開戦の詔勅」については、完全に無視して教えません。両者を掲載しているのは育鵬社だけです。これは、両面から見た客観的な見解であり、議事録にあるような「日本がやってきたことを一方的に正当化することは非常に問題がある」という意見は、全く的を得ていないと思いますが、御見解を御伺い致します。
公民について、深刻なのは、憲法関連の記述です。なぜなら今後、国会で憲法改正が発議されれば、18歳以上の国民、つまり高校3年生の一部も国民投票に加わることになり、義務教育段階から憲法に関する正しい知識と理解を育むことが極めて重要となるわけで、その点に於いて多くの公民教科書が重大な問題を抱えているといえます。
順序立てて視ていきますと、制定過程に於ける最大のポイントは、現行憲法の草案がGHQによって日本の弱体化を目的に創られ、それが事実上押し付けられたという厳然たる事実です。しかし、今回採択された日本文教出版の教科書には、その事が詳しく触れられていません。育鵬社の教科書には、「連合国に再び脅威を与えないようにするために、徹底した占領政策を行いました」とした上で、「連合国軍最高司令官マッカーサーは、憲法の改正を日本政府に求め、政府は大日本帝国憲法をもとに改正案を作成しました。しかし、GHQはこれを拒否し、自ら一週間で憲法草案を作成したのち、日本政府に受け入れるよう厳しく迫りました」と記載され、日本弱体化を意図したGHQが憲法草案をつくり、これを日本に強要した事実がよく理解できる内容になっています。制定過程に関する記述に、このような大きな差異がありますが、どのように御考えか御見解を御伺い致します。
次に平和主義についてですが、日本文教出版の教科書には、「平和主義の国際基準」が正しく書かれていません。憲法9条の戦争放棄や戦力の不保持を説明するために、各国憲法の平和条項のみを例示していますが、これらの国々は平和条項を定めているだけではなく、同時に「国防の義務」も定めているのです。あまりにも一面的な記述だと思います。
言うまでもなく、自衛権の前提となるのは国家です。憲法で自衛権を教えることを避けている教科書は、「国家」というものを理解させようという視点が、欠落していると言わざるをえません。対して育鵬社は、各国憲法を 図で紹介し「日本以外の国でも、憲法で戦争の否認や放棄などが想定されています。また、同時に憲法で国民に国防の義務を課している国もあります」と説明され、各国憲法の「平和条項」が「国防の義務」とセットになっている事として記載されています。日本文教出版の教科書では、その事実に触れず、9条一項と類似の規定が他国の憲法にもあることだけを強調したことになります。この教科書で学んだ子ども達は、「平和主義」に対する極めて偏った理解をしてしまうのではないかと危惧されますが、御見解を御伺い致します。
「戦争の放棄」は各国憲法の多くに見られる条文ですが、9条二項の「戦力の不保持」は日本独特のものです。
日本文教出版の教科書は、常設軍の保持を禁じた中米コスタリカの憲法を例示し、「恒久制度としての軍隊は廃止する。公共秩序の監視と維持のために必要な警察力は保持する」という条文を掲載しています。しかし、この条文の後には、「アメリカ州の協定によりまたは国防のためにのみ、軍事力を組織することができる」と定めています。つまり、常設の軍隊は持たないが、自国の防衛や米州機構の協定の為には軍隊を持ちますという主旨であり、この後者文言を抜いて紹介しているのですが、これは改ざんにも等しい恣意的な引用と言われても仕方がないのではないかと思いますが、御見解を御伺い致します。
「基本的人権」に関する記述で、学習指導要領では「自由・権利と責任・義務の関係を広い視野から正しく認識させる」と謳われていますが、日本文教出版の教科書では「自由・権利と責任・義務」について、「権利」に10頁以上割いているのに対し「義務」は10行程度で、その記述量が著しくバランスを欠いています。しかも、憲法が定める三大義務を羅列してあるだけで、「自由・権利と責任・義務の関係を広い視野から正しく認識させる」ための記述がされていません。また、「国民の義務」の半分以上を、公務員の憲法擁護義務(99条)の説明に割いています。実に変な教科書だと思います。
一方、育鵬社の教科書では、「国民の義務」を、基本的人権の説明の冒頭に記載し、「これらはいずれも社会生活を成り立たせ、国を保持・発展させていくために欠かせない重要な義務」さらに、「すべての国民が憲法を尊重し、等しく憲法に保障された権利と自由を享受できるように心がけなければなりません」と、その意義が明記されています。
その他、細かくやっていけば、まだまだ指摘したい点はありますが、時間もありますのでこの辺でまとめたいと思いますが、総じて言わせていただければ、歴史に関しても公民に関しても、限られた時間の中で調査研究はされたのでしょうけれども、本質的な部分で、教育基本法および学習指導要領に対して、真摯に向き合っている教科書なのかどうかという視点・観点で調査研究する、そして、どの教科書が「最も、その精神に則っているのか」という視点・観点で採択する、という部分が欠落した残念な採択であったのではないかという感想を持たざるを得ないのですが、御見解を御伺い致します。
以上で、冒頭の質問を終わります。
2015年12月06日
2015年12月05日
2015年12月05日
2015年12月05日
2015年12月03日
一般質問

12月定例本会議での一般質問ですが、
抽選により順番が決まりました。最終番(シンガリ)です。
12月8日の昼から、進捗によりますが、
早ければ、14時頃から遅くとも15時頃かと思われます。
平成28年度使用 教科用図書 加印採択地区協議会について
(1)教科用図書の閲覧状況について
(2)開かれた採択の推進について
(3)議事について
(4)調査報告書について
今回も、ガチンコでやりたいと考えています。
御時間の許されます方は、是非、傍聴に御越し下さい。
2015年12月02日
市政報告忘年会


後援会の皆さんと事務局の皆さんに集まっていただき
平素の御礼と近況報告を、させていただきました。
ありがとうございました!
次回の本会議に於いて、一般質問をさせていただく事になりました。
抽選の結果、最終番、12月8日の15~16時頃の登壇になりました。
御時間許されます方は、是非、傍聴に御越しください。
m(__)m
Xperia™タブレットから送信