2011年05月14日
台湾、WHOに抗議

日本の
外務大臣・首相にも
これぐらい言って欲しい

じゃあな

台湾:「中国台湾省」名称 WHOに抗議
馬英九総統
【台北】台湾野党・民進党は9日、世界保健機関(WHO)が昨年9月に加盟国に対し、台湾の名称について中国の一部であることを意味する「中国台湾省」を使うよう求める内部文書を配布したことを明らかにした。台湾外交部(外務省)は同日中にWHOに「台湾の主権をないがしろにしている」と抗議した。
さらに馬英九総統は10日、「我々を矮小(わいしょう)化する名称だ」とWHOに強い不満を表明。中国にも「WHOに圧力をかけたのは明らかで、台湾人の感情を傷つけた」と批判した。
この内部文書には、WHOと中国との間で05年に「中国台湾省」の名称を使う密約が交わされていたことが記されていた。文書には名称のほか「台湾を中国とは別の国と見なすべきでない」とも書かれていたという。
馬総統は08年の就任後、対中関係の改善を進めてきた。中国とWHOとの協議の末、09年からWHO年次総会へのオブザーバー参加を果たした。公式の場では、中国が台湾に配慮する形で、五輪参加の際の「中華台北」という名称が使われてきた。しかし、中国は各国に「一つの中国」を認めるよう圧力をかけ続けてきた。
一方、馬政権は内部文書の配布を当初から知っていたが、WHOへの参加を「国際社会での孤立から脱却する成果」と評価しており、公表しなかったようだ。民進党の暴露を受け、馬総統がすぐに抗議を決定した背景には、来年1月の総統選を控え、台湾人にとって最も敏感な主権問題に絡んで「中国に対して弱腰だ」との批判をかわす狙いとみられる。
(毎日jp 2011.5.10)
Posted by 『にっしゃん』 at 06:57│Comments(0)
│國際
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。