2011年12月12日
ステルス流出の危機
イランが着陸させたと主張する米国のものとされる無人偵察機。ほぼ無傷に見える(ロイター)

これも
凄いニュースやと
思うけど・・・
日本の政治は・・・
レベル低すぎるんちゃうん
じゃあな
ステルス流出の危機 青ざめる米
【サンケイ エクスプレス 2011/12/10 】
イラン国営プレスTVは8日、イラン軍が4日にイラン東部で押収したとする米軍の無人偵察機RQ170の映像を公開した。誤作動を起こす電波を送るなどして強制着陸させたとしている。中国とロシアが機体調査に加わる意向を示しており、米政府はイランそして中露への軍事情報流出に背筋を凍らせているとみられる。
イランは4日、アフガニスタンと接する東部の領空を侵犯したRQ170を撃墜したと発表。アフガニスタンに駐留する国際治安支援部隊(ISAF)はこの日、「アフガン西部で制御不能になった米軍の無人偵察機の可能性がある」との見解を示していた。
イラン政府は8日、米国側に領空侵犯を抗議するとともに、指導部の親衛隊的性格を持つ革命防衛隊が軍と共同で「サイバーハイジャック」を展開し、アフガニスタンとの国境から約250キロの上空を飛行中だったRQ170を強制着陸させたと説明。多くの欧米メディアも、公開された機体が無傷であることなどからイラン側の主張は信用できると報じた。
■核施設の地図作成か
一方、米国防総省のジョン・カービー報道官は「映像を注視している人々が(政府内に)いるのは間違いない」などと苦しい説明に終始している。
RQ170は2009年12月に米軍が公表するまで存在を隠されていた“虎の子”の無人偵察機。高度のステルス性能を備え、高度15キロを長時間飛行して、電子光学カメラや赤外線カメラなどで収集したデータを衛星を通じてリアルタイムで地上に電送する。
5月に米軍がパキスタンでウサマ・ビンラーディン容疑者を殺害した際にも、容疑者が潜伏していた隠れ家の監視に使われたとされる。北朝鮮の弾道ミサイル監視のため、在韓米軍への配備も計画されている。
米紙ニューヨーク・タイムズは、RQ170はイランの核施設の位置を特定する地図の作成に使われていたと報じた。こうした活動は最高度の機密とされ、イラン上空での運用は徐々に頻繁になっていたという。
■奪還作戦を断念
イランのメヘル通信は、イラン軍事当局筋の話として、ロシアと中国がRQ170の調査について協力を申し出ていると報じた。イランが申し出を許可すれば、重大な軍事機密がロシアと中国に流出し、米国そして世界の安全にとって深刻な事態となる。また、イランが核開発に加えサイバーハイジャックの技術を確立しているとすれば、対立するイスラエルにとっても大きな脅威だ。
バラク・オバマ米大統領は8日、イランの核開発に関連して「いかなる選択肢も排除しない。あらゆる可能性を検討しているということだ」と述べ、軍事攻撃の選択肢も排除しない考えをあらためて表明した。
米としてはイランの手に落ちたRQ170を奪い返したいところだが、米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、米軍はRQ170を奪還または破壊する秘密工作活動を一時計画したが、リスクが大きいため断念したという。

RQ170
米、先端技術流出を懸念…イラン「偵察機」放映
(2011年12月10日08時49分 読売新聞)

8日、イラン革命防衛隊が公開した米軍無人偵察機とみられる機体=AP
【ワシントン】米軍の最新鋭無人偵察機「RQ170」とされる機体の映像をイラン国営テレビが8日放送し、イラン当局が、偵察機を無傷に近い状態で入手した可能性が高まった。
米当局は、高度な先端技術が中国やロシアに流出することに懸念を強めている。
米国防総省は、映像の機体が本物かどうかについて「コメントしない」(カービー報道官)としているが、AP通信は米政府元高官の話として、機体は実物だと報じた。
米主要紙は8日、中央情報局(CIA)が数年前からイランの核施設を偵察するためRQ170を投入し、先週、1機がイラン上空を飛行中に制御不能となり不明になったと報じた。映像の機体はほぼ完全な状態であり、制御不能になった機体が自動プログラムで着陸し、イラン当局に押収されたとの見方が出ている。

これも
凄いニュースやと
思うけど・・・
日本の政治は・・・
レベル低すぎるんちゃうん

じゃあな

ステルス流出の危機 青ざめる米
【サンケイ エクスプレス 2011/12/10 】
イラン国営プレスTVは8日、イラン軍が4日にイラン東部で押収したとする米軍の無人偵察機RQ170の映像を公開した。誤作動を起こす電波を送るなどして強制着陸させたとしている。中国とロシアが機体調査に加わる意向を示しており、米政府はイランそして中露への軍事情報流出に背筋を凍らせているとみられる。
イランは4日、アフガニスタンと接する東部の領空を侵犯したRQ170を撃墜したと発表。アフガニスタンに駐留する国際治安支援部隊(ISAF)はこの日、「アフガン西部で制御不能になった米軍の無人偵察機の可能性がある」との見解を示していた。
イラン政府は8日、米国側に領空侵犯を抗議するとともに、指導部の親衛隊的性格を持つ革命防衛隊が軍と共同で「サイバーハイジャック」を展開し、アフガニスタンとの国境から約250キロの上空を飛行中だったRQ170を強制着陸させたと説明。多くの欧米メディアも、公開された機体が無傷であることなどからイラン側の主張は信用できると報じた。
■核施設の地図作成か
一方、米国防総省のジョン・カービー報道官は「映像を注視している人々が(政府内に)いるのは間違いない」などと苦しい説明に終始している。
RQ170は2009年12月に米軍が公表するまで存在を隠されていた“虎の子”の無人偵察機。高度のステルス性能を備え、高度15キロを長時間飛行して、電子光学カメラや赤外線カメラなどで収集したデータを衛星を通じてリアルタイムで地上に電送する。
5月に米軍がパキスタンでウサマ・ビンラーディン容疑者を殺害した際にも、容疑者が潜伏していた隠れ家の監視に使われたとされる。北朝鮮の弾道ミサイル監視のため、在韓米軍への配備も計画されている。
米紙ニューヨーク・タイムズは、RQ170はイランの核施設の位置を特定する地図の作成に使われていたと報じた。こうした活動は最高度の機密とされ、イラン上空での運用は徐々に頻繁になっていたという。
■奪還作戦を断念
イランのメヘル通信は、イラン軍事当局筋の話として、ロシアと中国がRQ170の調査について協力を申し出ていると報じた。イランが申し出を許可すれば、重大な軍事機密がロシアと中国に流出し、米国そして世界の安全にとって深刻な事態となる。また、イランが核開発に加えサイバーハイジャックの技術を確立しているとすれば、対立するイスラエルにとっても大きな脅威だ。
バラク・オバマ米大統領は8日、イランの核開発に関連して「いかなる選択肢も排除しない。あらゆる可能性を検討しているということだ」と述べ、軍事攻撃の選択肢も排除しない考えをあらためて表明した。
米としてはイランの手に落ちたRQ170を奪い返したいところだが、米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、米軍はRQ170を奪還または破壊する秘密工作活動を一時計画したが、リスクが大きいため断念したという。

RQ170
米、先端技術流出を懸念…イラン「偵察機」放映
(2011年12月10日08時49分 読売新聞)

8日、イラン革命防衛隊が公開した米軍無人偵察機とみられる機体=AP
【ワシントン】米軍の最新鋭無人偵察機「RQ170」とされる機体の映像をイラン国営テレビが8日放送し、イラン当局が、偵察機を無傷に近い状態で入手した可能性が高まった。
米当局は、高度な先端技術が中国やロシアに流出することに懸念を強めている。
米国防総省は、映像の機体が本物かどうかについて「コメントしない」(カービー報道官)としているが、AP通信は米政府元高官の話として、機体は実物だと報じた。
米主要紙は8日、中央情報局(CIA)が数年前からイランの核施設を偵察するためRQ170を投入し、先週、1機がイラン上空を飛行中に制御不能となり不明になったと報じた。映像の機体はほぼ完全な状態であり、制御不能になった機体が自動プログラムで着陸し、イラン当局に押収されたとの見方が出ている。
Posted by 『にっしゃん』 at 07:17│Comments(0)
│報道
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