2013年05月29日
「化けの皮が剥がれたのに…残念」
【関西の議論】
橋下氏「慰安婦発言」で広がる政治生命最大の危機…向かう先は“自己崩壊”か、手ぐすね引く「外国特派員協会」
【msn産経ニュース 2013.5.25】
橋下徹大阪市長の慰安婦発言に抗議して大阪市役所前の広場で集会をする人たち=5月24日午前、大阪市北区
メディアでの発信力を武器にしてきた政治家が、皮肉にも自らの言葉で広がる反発に苦慮している。日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長による慰安婦発言の波紋が収まらない。橋下氏は27日に日本外国特派員協会(東京)で講演を行い、海外での反発の沈静化を図ろうとするが、文化や言葉などの壁は大きく、その成否は不透明だ。騒動の余波は市長としての公務にも及び始めている。

「彼の登場はトップニュース」
「ハシモトは大阪府知事になった2008年以来、待望された日本政治の救世主とされてきた。この数カ月間は影が薄れてきたが、慰安婦発言で国際的な批判を起こしている」
27日の講演を告知する日本外国特派員協会のホームページでは、橋下氏の経歴や評価とともに慰安婦発言について触れられ、「彼は世界の人々に向けて彼の考えを説明するために日本外国特派員協会に来る。彼の登場はトップニュースの1つになるだろう」と銘打っている。
同協会によると、24日午前の時点で来場者の申請人数は300人を超え、会場に入りきらず、一部は別室のモニターで講演の様子を見ることになっている。協会内では「事前に申し込まずに来場する人もいるだろうから、別室にも入りきらないのではないか」との声も出ており、橋下氏への関心の高さがわかる。
橋下氏がこの講演にかける思いは強い。「『必要』という言葉で、僕が(慰安婦制度を)必要だと思っていると受け止められているなら修正したい」
自身の見解についてまとめた英語や日本語のペーパーを用意。ペーパーを配布の上、通訳を介して記者たちとやり取りするという。
「自分の考えで、もし何か間違っていることがあれば指摘してもらいたい。しっかり議論して、間違っているところがあれば、訂正、謝罪をしていきたい」
米国視察に黄信号
橋下氏が海外メディア対策に慎重を期す背景には、海外での深刻な反発がある。米国務省のサキ報道官は、橋下氏の発言を「言語道断で、侮辱的だ」と批判。また国連の人権条約に基づく拷問禁止委員会が橋下氏の発言に関し、日本政府の見解を求める事態にもなっている。
海外の逆風は公務にも支障をきたしかねない状況を招いている。橋下氏は6月中旬に維新幹事長の松井一郎大阪府知事とともにニューヨーク市と、大阪市の姉妹都市のサンフランシスコ市を訪問する予定だが、現地の要人との面会予約など日程調整が難航している。
「(面会の予約が)取れなくても行く。街並みを見て、都市の状況を感覚でつかんでくるのが第一の目的だ」。橋下氏は21日、記者団の前でこう強調した。
身内である松井氏から「(面会予定がなければ)公務として行けない。単なる観光で行くことはない」と疑問視する声が上がっており、橋下氏は22日には発言のトーンを後退させた。
「行政視察がなければ、まったく税金を使って行く理由がない。いろいろな情報収集をしており、最後はしっかりと総合判断したい」
「まるで自己崩壊」
慰安婦発言は市政改革にも影を落とす。
橋下氏は「本当は自民党が言わなければならないことを言っている」などと発言し、市議会第3会派の自民の反発も招いている。自民幹部は現在開会中の議会で審議されている橋下氏肝いりの市営地下鉄・バスの民営化の議案について「市長の発言で日米関係に不利益が出るなら、政権与党の自民としては賛成できない」と牽制(けんせい)する。
橋下氏と市政改革で協調路線をとってきた第2会派の公明の幹部も辛辣(しんらつ)だ。「(慰安婦発言で)支持者からかなり反発があり、議会の空気も悪くなった。(橋下氏は)まるで自己崩壊に向かっているかのようだ」
メディアでの強い発信力を武器に茶の間に浸透してきた橋下氏。皮肉にもその発信力ゆえに、慰安婦発言の悪影響は大きく、八方塞がりの状態に陥っている。
維新の平沼赳夫国会議員団代表は22日、東京都内の講演で、橋下氏の慰安婦発言について「大阪の人はテレビが好きで、すぐ食いつく。それで物議をかもしている」と自重を促した。
石原慎太郎共同代表も19日に名古屋市で行われた幹部会合で橋下氏にこう提案した。
「ツイッターをやめるべきだ。言いたいことがあれば、論文にまとめればいいのではないか」
「化けの皮が剥がれたのに…残念」 ツイッターで維新・中山成彬氏 元慰安婦との面会中止で
2013.5.25 15:50 [日本維新の会]
日本維新の会の中山成彬元文科相は自らのツイッターで、24日に予定していた橋下徹共同代表(大阪市長)と元慰安婦の韓国人女性2人との面会が、元慰安婦側の都合で中止になったことについて「橋下氏に強制連行の中身を鋭く追及されるのを恐れたか? 化けの皮が剥がれるところだったのに残念」と記した。
中山氏はさらに「支援団体側は、2人とも会いたくない、政治利用される心配もあると説明しているが、面談を申し入れてきたのもこれまで政治利用してきたのも先方側だった」と指摘した。
中山氏の意見が
正しいのではないですか
じゃあな
橋下氏「慰安婦発言」で広がる政治生命最大の危機…向かう先は“自己崩壊”か、手ぐすね引く「外国特派員協会」
【msn産経ニュース 2013.5.25】

橋下徹大阪市長の慰安婦発言に抗議して大阪市役所前の広場で集会をする人たち=5月24日午前、大阪市北区
メディアでの発信力を武器にしてきた政治家が、皮肉にも自らの言葉で広がる反発に苦慮している。日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長による慰安婦発言の波紋が収まらない。橋下氏は27日に日本外国特派員協会(東京)で講演を行い、海外での反発の沈静化を図ろうとするが、文化や言葉などの壁は大きく、その成否は不透明だ。騒動の余波は市長としての公務にも及び始めている。

「彼の登場はトップニュース」
「ハシモトは大阪府知事になった2008年以来、待望された日本政治の救世主とされてきた。この数カ月間は影が薄れてきたが、慰安婦発言で国際的な批判を起こしている」
27日の講演を告知する日本外国特派員協会のホームページでは、橋下氏の経歴や評価とともに慰安婦発言について触れられ、「彼は世界の人々に向けて彼の考えを説明するために日本外国特派員協会に来る。彼の登場はトップニュースの1つになるだろう」と銘打っている。
同協会によると、24日午前の時点で来場者の申請人数は300人を超え、会場に入りきらず、一部は別室のモニターで講演の様子を見ることになっている。協会内では「事前に申し込まずに来場する人もいるだろうから、別室にも入りきらないのではないか」との声も出ており、橋下氏への関心の高さがわかる。
橋下氏がこの講演にかける思いは強い。「『必要』という言葉で、僕が(慰安婦制度を)必要だと思っていると受け止められているなら修正したい」
自身の見解についてまとめた英語や日本語のペーパーを用意。ペーパーを配布の上、通訳を介して記者たちとやり取りするという。
「自分の考えで、もし何か間違っていることがあれば指摘してもらいたい。しっかり議論して、間違っているところがあれば、訂正、謝罪をしていきたい」
米国視察に黄信号
橋下氏が海外メディア対策に慎重を期す背景には、海外での深刻な反発がある。米国務省のサキ報道官は、橋下氏の発言を「言語道断で、侮辱的だ」と批判。また国連の人権条約に基づく拷問禁止委員会が橋下氏の発言に関し、日本政府の見解を求める事態にもなっている。
海外の逆風は公務にも支障をきたしかねない状況を招いている。橋下氏は6月中旬に維新幹事長の松井一郎大阪府知事とともにニューヨーク市と、大阪市の姉妹都市のサンフランシスコ市を訪問する予定だが、現地の要人との面会予約など日程調整が難航している。
「(面会の予約が)取れなくても行く。街並みを見て、都市の状況を感覚でつかんでくるのが第一の目的だ」。橋下氏は21日、記者団の前でこう強調した。
身内である松井氏から「(面会予定がなければ)公務として行けない。単なる観光で行くことはない」と疑問視する声が上がっており、橋下氏は22日には発言のトーンを後退させた。
「行政視察がなければ、まったく税金を使って行く理由がない。いろいろな情報収集をしており、最後はしっかりと総合判断したい」
「まるで自己崩壊」
慰安婦発言は市政改革にも影を落とす。
橋下氏は「本当は自民党が言わなければならないことを言っている」などと発言し、市議会第3会派の自民の反発も招いている。自民幹部は現在開会中の議会で審議されている橋下氏肝いりの市営地下鉄・バスの民営化の議案について「市長の発言で日米関係に不利益が出るなら、政権与党の自民としては賛成できない」と牽制(けんせい)する。
橋下氏と市政改革で協調路線をとってきた第2会派の公明の幹部も辛辣(しんらつ)だ。「(慰安婦発言で)支持者からかなり反発があり、議会の空気も悪くなった。(橋下氏は)まるで自己崩壊に向かっているかのようだ」
メディアでの強い発信力を武器に茶の間に浸透してきた橋下氏。皮肉にもその発信力ゆえに、慰安婦発言の悪影響は大きく、八方塞がりの状態に陥っている。
維新の平沼赳夫国会議員団代表は22日、東京都内の講演で、橋下氏の慰安婦発言について「大阪の人はテレビが好きで、すぐ食いつく。それで物議をかもしている」と自重を促した。
石原慎太郎共同代表も19日に名古屋市で行われた幹部会合で橋下氏にこう提案した。
「ツイッターをやめるべきだ。言いたいことがあれば、論文にまとめればいいのではないか」
「化けの皮が剥がれたのに…残念」 ツイッターで維新・中山成彬氏 元慰安婦との面会中止で
2013.5.25 15:50 [日本維新の会]
日本維新の会の中山成彬元文科相は自らのツイッターで、24日に予定していた橋下徹共同代表(大阪市長)と元慰安婦の韓国人女性2人との面会が、元慰安婦側の都合で中止になったことについて「橋下氏に強制連行の中身を鋭く追及されるのを恐れたか? 化けの皮が剥がれるところだったのに残念」と記した。
中山氏はさらに「支援団体側は、2人とも会いたくない、政治利用される心配もあると説明しているが、面談を申し入れてきたのもこれまで政治利用してきたのも先方側だった」と指摘した。
中山氏の意見が
正しいのではないですか
じゃあな

Posted by 『にっしゃん』 at 07:17│Comments(0)
│政治
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