2014年04月20日
尖閣強奪懐柔工作
習政権、尖閣強奪に向け懐柔工作 日中衝突時の米介入断念を狙う
2014.04.17 夕刊フジ

オバマ米大統領(右)は、習国家主席率いる中国の懐柔工作を打ち破れるのか (ロイター)
オバマ米大統領は23~25日、国賓として来日する。安倍晋三首相としては、アジア太平洋地域の平和と安定のためにも、日米同盟を強化させる意向だ。こうしたなか、習近平国家主席率いる中国は、経済低迷などへの批判をそらすため、沖縄県・尖閣諸島をめぐって対日攻勢を強めている。空母「遼寧」に関する対米懐柔と、東シナ海ガス田施設の軍事基地化、中国が握るとされるオバマ氏の弱点とは。ジャーナリストの加賀孝英氏が衝撃情報を報告する。
「(尖閣で日中衝突が起こった場合)米国は同盟国たる日本を守る」
ヘーゲル米国防長官が、中国が昨年11月、一方的に設定した東シナ海上空の防空識別圏を批判してこう発言すると、中国の常万全国防相は顔色を変えて、次のように口汚く威嚇した。
「日本が東シナ海で(尖閣を盗んで)問題を起こしている」「中国は領土を守るためなら(対日戦争で)軍事力も行使する。戦えば勝つ!」
今月8日、北京で行われた米中国防相会談での一幕だ。何度でもいう。尖閣諸島は日本固有の領土だ。法を無視して自国利益に走る中国には「恥を知れ、ふざけるな!」というほかない。
だが…。冷静にお読みいただきたい。大変なことが起きている。
中国の習主席は昨年1月、中国人民解放軍全軍に対し、「戦争の準備をせよ」と命令した。そして、来年の「抗日戦争勝利70周年」を前に、尖閣強奪に向けて狂ったような工作を始めている。
以下、米国防総省関係者など、複数の米政府関係者から取った情報だ。
「習氏は、ロシアのプーチン大統領に裏取引を持ちかけている。『ウクライナ問題でロシアを支持する代わり、尖閣問題で中国を支持してくれ』と。中国はこれで米国を激しく揺さぶっている」
「米中国防相会談の前日(7日)、中国はヘーゲル氏ら一行に中国初の空母『遼寧』を視察させた。事前の情報通り、まったくのハリボテ空母だった。だが、驚いたのは、その機密を艦長自らがベラベラ話し、『米国に学びたい』と一行を口説き始めたことだ。中国は本気で米国を懐柔できると思っている」
米政府関係者らは、中国の狙いを以下のように分析した。
「中国は今年、従来の尖閣(上陸)強奪計画に加え、尖閣周辺海域での海上自衛隊艦船の撃破作戦を組み入れた短期決戦計画を練り上げた。中国の狙いは日中衝突時に、シリアやウクライナと同様、オバマ氏に軍事介入を断念させることだ」
中国の工作は日本国内でも活発化している。外事警察関係者が語る。
「中国の息のかかった政治家らによる『安倍首相の引きずり降ろし工作』は相変わらずだ。だが最近、中国がひそかに日本の安全保障に関わる企業を買収したり、自衛隊基地近くで中国の工作拠点とみられる不審家屋が発見され、情報当局に衝撃が走っている」
「年明けから、東シナ海の日中中間線の中国側にあるガス田施設で、軍事基地化とみられる動きが出て関係者らを慌てさせた。尖閣とは目と鼻の先。ここが軍事基地化されたら大変な事態になる。沖縄まで危ない」
ご承知の通り、習氏は窮地に立たされている。中国経済は破たん寸前。テロ続発で治安も悪化の一途だ。政権基盤は揺らいでいる。政権批判の目を外に向けるためにも尖閣強奪に必死にならざるを得ない。
冒頭のように、ヘーゲル氏が日本防衛を明言した意味は大きい。だが、米国は本当に頼りになるのか。在京の米事情通がこんな話をする。
「オバマ氏の弱腰外交は多々指摘されてきたが、中国に対しては異常に弱い。なぜか。経済の問題だけではない。オバマ氏の異母弟であるマーク・オバマ・デサンジョ氏が中国で裕福に暮らしている。これは事実上の人質だ。オバマ氏はそれで強気には出られないのではないか」
米大統領がそんな個人的事情に流されるとは思えないが…。
いずれにしても、オバマ氏は来週来日する。
安倍首相、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)問題や、北朝鮮問題など、課題は幾つもある。しかし、何よりオバマ氏と揺るぎなき日米同盟を世界に宣言することが大事だ。中国は本気だ。一瞬たりとも油断はできない。
■加賀孝英(かが・こうえい) ジャーナリスト。1957年生まれ。週刊文春、新潮社を経て独立。95年、第1回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム大賞受賞。週刊誌、月刊誌を舞台に幅広く活躍している。
【配信元】NPO法人 百人の会
安全保障で
弱みを握られているから
TPPも
劣性
「家畜は太らせてから食え」って
そのまんま日本やん
じゃあな
2014.04.17 夕刊フジ

オバマ米大統領(右)は、習国家主席率いる中国の懐柔工作を打ち破れるのか (ロイター)
オバマ米大統領は23~25日、国賓として来日する。安倍晋三首相としては、アジア太平洋地域の平和と安定のためにも、日米同盟を強化させる意向だ。こうしたなか、習近平国家主席率いる中国は、経済低迷などへの批判をそらすため、沖縄県・尖閣諸島をめぐって対日攻勢を強めている。空母「遼寧」に関する対米懐柔と、東シナ海ガス田施設の軍事基地化、中国が握るとされるオバマ氏の弱点とは。ジャーナリストの加賀孝英氏が衝撃情報を報告する。
「(尖閣で日中衝突が起こった場合)米国は同盟国たる日本を守る」
ヘーゲル米国防長官が、中国が昨年11月、一方的に設定した東シナ海上空の防空識別圏を批判してこう発言すると、中国の常万全国防相は顔色を変えて、次のように口汚く威嚇した。
「日本が東シナ海で(尖閣を盗んで)問題を起こしている」「中国は領土を守るためなら(対日戦争で)軍事力も行使する。戦えば勝つ!」
今月8日、北京で行われた米中国防相会談での一幕だ。何度でもいう。尖閣諸島は日本固有の領土だ。法を無視して自国利益に走る中国には「恥を知れ、ふざけるな!」というほかない。
だが…。冷静にお読みいただきたい。大変なことが起きている。
中国の習主席は昨年1月、中国人民解放軍全軍に対し、「戦争の準備をせよ」と命令した。そして、来年の「抗日戦争勝利70周年」を前に、尖閣強奪に向けて狂ったような工作を始めている。
以下、米国防総省関係者など、複数の米政府関係者から取った情報だ。
「習氏は、ロシアのプーチン大統領に裏取引を持ちかけている。『ウクライナ問題でロシアを支持する代わり、尖閣問題で中国を支持してくれ』と。中国はこれで米国を激しく揺さぶっている」
「米中国防相会談の前日(7日)、中国はヘーゲル氏ら一行に中国初の空母『遼寧』を視察させた。事前の情報通り、まったくのハリボテ空母だった。だが、驚いたのは、その機密を艦長自らがベラベラ話し、『米国に学びたい』と一行を口説き始めたことだ。中国は本気で米国を懐柔できると思っている」
米政府関係者らは、中国の狙いを以下のように分析した。
「中国は今年、従来の尖閣(上陸)強奪計画に加え、尖閣周辺海域での海上自衛隊艦船の撃破作戦を組み入れた短期決戦計画を練り上げた。中国の狙いは日中衝突時に、シリアやウクライナと同様、オバマ氏に軍事介入を断念させることだ」
中国の工作は日本国内でも活発化している。外事警察関係者が語る。
「中国の息のかかった政治家らによる『安倍首相の引きずり降ろし工作』は相変わらずだ。だが最近、中国がひそかに日本の安全保障に関わる企業を買収したり、自衛隊基地近くで中国の工作拠点とみられる不審家屋が発見され、情報当局に衝撃が走っている」
「年明けから、東シナ海の日中中間線の中国側にあるガス田施設で、軍事基地化とみられる動きが出て関係者らを慌てさせた。尖閣とは目と鼻の先。ここが軍事基地化されたら大変な事態になる。沖縄まで危ない」
ご承知の通り、習氏は窮地に立たされている。中国経済は破たん寸前。テロ続発で治安も悪化の一途だ。政権基盤は揺らいでいる。政権批判の目を外に向けるためにも尖閣強奪に必死にならざるを得ない。
冒頭のように、ヘーゲル氏が日本防衛を明言した意味は大きい。だが、米国は本当に頼りになるのか。在京の米事情通がこんな話をする。
「オバマ氏の弱腰外交は多々指摘されてきたが、中国に対しては異常に弱い。なぜか。経済の問題だけではない。オバマ氏の異母弟であるマーク・オバマ・デサンジョ氏が中国で裕福に暮らしている。これは事実上の人質だ。オバマ氏はそれで強気には出られないのではないか」
米大統領がそんな個人的事情に流されるとは思えないが…。
いずれにしても、オバマ氏は来週来日する。
安倍首相、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)問題や、北朝鮮問題など、課題は幾つもある。しかし、何よりオバマ氏と揺るぎなき日米同盟を世界に宣言することが大事だ。中国は本気だ。一瞬たりとも油断はできない。
■加賀孝英(かが・こうえい) ジャーナリスト。1957年生まれ。週刊文春、新潮社を経て独立。95年、第1回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム大賞受賞。週刊誌、月刊誌を舞台に幅広く活躍している。
【配信元】NPO法人 百人の会
安全保障で
弱みを握られているから
TPPも
劣性
「家畜は太らせてから食え」って
そのまんま日本やん

じゃあな

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