2014年08月21日
川崎市教委が実教教科書を不採択

川崎市教委が実教教科書を不採択
【神奈川新聞】 2014.08.19 03:00:00
川崎市教育委員会は17日、臨時会を開き、市立高校で来年度に使用する日本史の教科書採択について、2校が希望した実教出版の「日本史A」を不採択とし、両校に再考を求めるよう決定した。同社以外の教科書を希望した高校では、希望通り採択されたという。
市教委指導課によると、市立高5校のうち、全日制(3年用)と定時制(同)の各1校が、同社の教科書を希望したという。
市教委は教科書採択に当たり、▽学習指導要領の狙いに沿っているか▽市立小中高の社会科学習のつながりを大切にしているか-などの観点で判断。同社の日本史Aについては、社会的事象を多面的・多角的に考察し公正に判断する能力と態度を養い、社会的な見方や考え方を成長させることを重視しているという点や、歴史的思考力を養うような授業を各学校で展開できるという点などを踏まえ、「最もふさわしい教科書には当たらない」と判断されたとしている。
希望した2校に対しては、候補から外して再度選ぶよう求める。今月中にあらためて教育委員会臨時会を開く予定。
実教出版の教科書をめぐっては、県教委が昨年、国旗掲揚や国歌斉唱に関して「一部の自治体で公務の強制の動きがある」との記述を問題視し、希望高校に再考を要請。その前年には横浜市教委も希望校の意見を覆しており、市民団体などが「公正な教科書採択」を求めている。
偏った自虐的な教科書は
排除されていくべきだと思います
自虐的な教科書は、日本社会を歪めます
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