2022年10月21日
全国都市問題会議
年月日:令和4年10月 14日
視察先:長崎県長崎市
テーマ:第84回 全国都市問題会議 個性を活かして「選ばれる」まちづくり
~何度も訪れたい場所になるために~
パネルディスカッション
【コーディネーター】
東京都立大学法学部 教授 大杉 覚
「選ばれる」まちづくりに向けた都市自治体のアプローチ
【パネリスト】
ゆとり研究所 所長 野口 智子
山梨大学 生命環境学部 教授 田中 敦
NPO法人 長崎コンプラドール 理事長 桐野 耕一
岐阜県 飛騨市長 都竹 淳也
兵庫県 伊丹市長 藤原 保幸
「パネルディスカッション」とはいえ、事前に、それぞれのパネリストの事例報告が、資料として配布された上での、パネリストのプチ講演があり、それをコーディネーターが纏める形で行われました。
〇ゆとり研究所 所長 野口 智子
人が人を磨き、輝く人が人を呼ぶ~「雲仙人プロジェクト」の試み
その土地に住む方の人材育成が重要である。
〇山梨学院大学生命環境学部 教授 田中 敦
ワーケーションの意味の拡張と変異
ワーケーションの定義は時代と共に変化してきており、関係人口を増やす為にはどのタイプのワーケーションを推進するか決める事が大事である。
〇NPO法人 長崎コンプラドール理事長 桐野 耕一
人は人に会いに行く!~「まち歩き」で見つけた“まちのつくり方”~
まち歩きを長崎では「さるく」と言うが、2003年からお金がなくても「さるく」で楽しめるまちづくりを推進。まちの方々が長崎の自慢を「さるく」している方々に話して、おもてなしをしている
〇岐阜県 飛騨市長 都竹 敦也
人口減少先進地の挑戦 ~ファンと共に取り組むまちづくり~
『地域を訪れてくれた方々との交流を活発化させるために、「飛騨市ファンクラブ」を創設。平成29年からは「ファンの集い」を実施し、市長自らがまち案内を行い、好評。ふるさと納税とも結び付け、関係人口を増やしてきた。』
〇兵庫県 伊丹市長 藤原 保幸
清酒発祥の地・伊丹 ~酒と文化が薫るまち~
「伊丹大使」制度を創設。有名人による情報発信で伊丹市を知っていただく手法。南野陽子さんや有村架純さんに依頼。観光名所を整備するのではなく、知名度を上げる戦略が重要
どの報告も地域や人口に違いはありますが、どれも色々と気付かされるお話で、さまざまな角度や切り口でまちづくりを考え、実践している他市の報告は非常に刺激になり、いくつものヒントを頂きました。
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。