2010年09月17日
オスプレイ日本配備

今後、配備される垂直離着陸輸送機・MV22オスプレイ(Osprey)
現用の輸送ヘリコプターCH-46E(Sea Knight)に比べたら
騒音は6分の1に減少し静かになるらしい
開発時に事故が相次いだので注意が必要
じゃあな

【ワシントン時事】米国防総省のモレル報道官は9日の記者会見で、海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ(Osprey)について「日本の基地に展開させる予定だ」と明言するとともに、既に日本政府に伝えたことを明らかにした。米政府がオスプレイの日本配備計画を公式に認めたのは初めて。
オスプレイは海兵隊の主力輸送機で、既にアフガニスタンやイラクで実戦配備されている。主翼の両端に回転翼を備えており、垂直離着陸もできるなどヘリコプターと固定翼の双方の機能を持つ。
米側はオスプレイを沖縄県の普天間飛行場代替施設に配備したい意向。ただ、同機は開発・試験段階で墜落事故を繰り返した経緯から沖縄側の反発が強く、同飛行場移設問題への影響は必至だ。
同報道官は、オスプレイ導入について「空中輸送力を向上させ、日米同盟の能力を高める」と強調した。ただ、配備先の基地や具体的な時期などは「今後決定される」と述べるにとどめた。
一方、同報道官は普天間代替施設を含む在日米軍基地の自衛隊との共同使用について「(米軍と自衛隊の)態勢を効果的にする」と語り、日本側と協議を行っていく考えを示した。
V-22 オスプレイ(Osprey;ミサゴ)仕様
・全長: 17.47 m(ピトー管含まず)
・全幅: 25.54 m(ローター含む)
・全高: 6.63 m(VTOL時)
・ローター直径: 11.58 m
・航続距離: 3,700km
・空虚重量: 15.032 t
・最大離陸重量
(垂直離陸時) : 23.981 t
(短距離離陸時): 27.442 t
・エンジン: ロールス・ロイスアリソン社製T406(ロールス・ロイス社内名称 AE 1107C-リバティー) ×2基
・出力: 6,150 shp
・最高速度
(通常時): 305 kt (565 km/h)
(ヘリモード時): 100 kt (185 km/h)
・離着陸距離
貨物を載せず24人が乗り組んだ場合はヘリコプターのように垂直離着陸が可能
最大積載量を積んだ場合は垂直離着陸できない。離着陸には約487m(1600フィート)が必要
上空でエンジンを停止させて着陸する『オートローテーション』飛行訓練や単発エンジン着陸訓練、編隊離着陸などの習熟訓練には、最短で約792m(2600フィート)、最大で約1575メートル(5170フィート)が必要。
Posted by 『にっしゃん』 at 07:21│Comments(0)
│軍事
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