2011年12月17日
セーシェルに軍事代表団


セーシェルの夕日には
似合わん
じゃあな

中国、セーシェルに40人の軍事代表団を派遣、兵力650人の小国に軍事基地建設か
【朝鮮日報 2011/12/05】
2000年代半ばからインドのけん制と原油輸送路の保護を目的として、インド洋への進出を模索してきた中国が、インド洋南西部の島国、セーシェルに軍事基地を建設する方向で協議していることが分かった。
中国の梁光烈国防相は1日から3日まで、約40人の軍事代表団を率い、セーシェルを訪問した。朱福煕・空軍政治部主任(中将)も同行した。セーシェルの兵力は予備役を含めても約650人にすぎず、単純な軍事交流とは考えられないというのが専門家の分析だ。
セーシェルのアダム外相は、中国側との会談後「中国にセーシェル諸島のマへ島に軍事基地を建設することを提案した。中国は現在、実現の可能性を検討している」と述べた。
セーシェルはアフリカ東沖にあるマダガスカルの北東に位置する群島国家で、海賊が出没するソマリア海域やアフリカ海域から1300-1500キロ離れている。インド洋の中央部までも1500キロほどの距離だ。ここに海軍、空軍の基地を確保すれば、インド洋でインドをけん制する役割を果たすことができる。
中国はこれまでに、インド洋への進出基地として、パキスタン南部のクワダル港の建設に多額の費用を支援した。しかし、インドと隣接するパキスタンに軍港を設けた場合、米国やインドの強い反発が避けられない。しかし、セーシェルはインド南部から2800キロ離れている上、海賊取り締まりという名分が立ち、相対的に軍事基地の建設が容易といえる。
中国軍は最近、海外進出を急いでいる。今月末からはインドシナ半島を縦貫するメコン川に中国の水上警備部隊1000人を派遣し、パトロールに着手した。また、西部の新疆ウイグル自治区のイスラム・テロ勢力に備えるため、パキスタン北部の山岳地帯に軍事基地を建設する計画についても、交渉を進めていることが明らかになった。
Posted by 『にっしゃん』 at 11:57│Comments(0)
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