2012年11月11日
中国が離島奪還訓練

あちらさんは
早速、訓練実施じゃ
『配慮』って
何か意味がありますか


じゃあな

中国が離島奪還訓練
【2012.11.6産經新聞夕刊】
【北京=川越こ中国メディアが6日報じたところによると、南シナ海を管轄する中国海軍の南海艦隊がこのほど、南シナ海の島で実戦形式の離島奪還訓練を実施した。自衛隊と米軍による日米共同統合演習(実動演習 FTX:Keen Sword)が5日に始まったことに合わせた報道とみられる。
訓練の詳しい場所や日時は不明だが、駆逐艦や上陸艇、ヘリコプターなどが参加し、「火力を集中させ、一挙に占領された島を奪還した」という。
上陸部隊と給油艦、給水艦などの後方支援部隊の連携に重点が置かれたとして
いる。
中国海軍は9月にも、済南軍区(山東省)の陸戦部隊が黄海にある無人島で上陸訓練を実施している。
自衛隊と米軍による共同統合演習では、那覇市の西北約60㌔にある無人島で実施する予定だった離島奪還訓練が、中国や地元感情などに配慮した野田佳彦政権の意向で、模擬訓練にとどめることになった。
離島奪還訓練検討を認める 森本防衛相「理由説明控える」
2012.11.6 14:30
森本敏防衛相
森本敏防衛相は6日、閣議後の記者会見で、5日から始まった日米共同統合演習について、沖縄県の無人島、入砂島での離島奪還訓練を一時、日米両政府の協議で検討したが、最終的に訓練計画に盛り込まなかったと明らかにした。「いろいろな事情があった。詳しい理由を説明するのは、控える」と述べた。
防衛省が、離島奪還訓練の計画があったことを認めたのは初めて。実際には、海上を陸地に見立てた模擬訓練を実施する見通しで、中国への配慮とみられる。
森本防衛相は演習の目的を、日米同盟の信頼性向上と動的防衛協力の具体的訓練と説明。
入砂島での訓練を一時検討したことは「長期的に調整を続けたプロセスの中でのことであり、中止や変更には当たらない。最後に出来上がったものが訓練計画だ」と強調した。
岡田氏、中国に配慮「決定は駄目だ」 離島奪還訓練断念の舞台裏 首相も追認、米は強い不快感
2012.11.3 09:00
日米両政府は5日から日米共同統合演習を行い、沖縄県の周辺海域を島に見立てて離島奪還の模擬訓練を実施する。当初は無人島を使った奪還訓練が予定されていたが、岡田克也副総理がこの方針を撤回させていたことが2日、複数の政府高官の証言で判明した。尖閣諸島の国有化に対する批判を強める中国への配慮があったとされる。野田佳彦首相も岡田氏の判断を追認しただけで、方針を覆した日本政府の対応に米側は不信感を高めている。混乱の舞台裏を検証した。
◇
「よし、それでいい」
10月上旬の首相官邸。外務・防衛両省の説明を聞いた岡田氏は、11月中旬に無人島の入砂島(いりすなじま)(沖縄県渡名喜村(となきそん))で日米共同奪還訓練を行うことを了承した。首相も10月9日に説明を受け、異を唱えなかった。
防衛省は「ゴーサインが出た」と米国防総省に連絡した。
同じ頃、両省内には岡田氏の了承をいぶかる情報が駆け巡った。ある政府高官は「岡田氏は本音では奪還訓練をやらせたくないようだ。まだ安心はできない」と指摘していた。
10月中旬になり、この高官の危惧は的中する。奪還訓練の正式決定に向け両省が再び説明に出向くと、岡田氏は「決定は駄目だ」と翻したのだ。
それと前後し、16日には集団強姦(ごうかん)致傷容疑で米兵2人が沖縄で逮捕され、県民感情が悪化した。地元の渡名喜村も訓練に反対する考えを伝えてきた。これらも踏まえ22日、日本側は訓練断念を決定した。
別の高官は断念に至る経緯について「最終的に岡田氏が決め、首相もそれを受け入れた」と明言した。岡田氏が重視したのは「中国への刺激を避けることだった」という。実際、中国外務省は16日に訓練計画を批判している。
「一度決めた訓練をひっくり返すのはおかしい」
中止決定から3日後の25日に来日したキャンベル米国務次官補は外務省幹部に強い不快感を伝えた。「政府最高首脳の決定であれば仕方ない」とも漏らし、岡田氏が断念させたと把握していることも示唆した。首相周辺はこれをキャンベル氏の「警告」とみる。
外相当時、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題で嘉手納基地(同県嘉手納町など)への統合案を唱え、迷走させた元凶の一人-。キャンベル氏は岡田氏をこう評価しているという。その存在は日米同盟の障害にもなりかねない。
Posted by 『にっしゃん』 at 07:11│Comments(0)
│軍事
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