2014年02月27日
水陸両用車
米国から5億円で購入した水陸両用車4両が日本に到着
NHK 2014年02月21日 09:53

水陸両用車「AAV7」
政府が、陸上自衛隊に発足させる上陸作戦専門部隊の参考にするため、およそ5億円でアメリカから購入した4両の水陸両用車が先週、横浜の港に到着し、近く自衛隊の駐屯地に運び込まれることが分かりました。
横浜港の岸壁では午後3時ごろ、コンテナに囲まれるように保管されている4両の水陸両用車からカバーが外され、迷彩塗装された車体が姿を見せました。そして自衛隊やアメリカ軍の関係者が立ち会うなか、クレーンでゆっくりとつり上げられ、駐屯地に運び込むため用意された大型トレーラーに載せられました。
AAVP7(Assault Amphibious Vehicle,personnel.model7:水陸両用強襲輸送車7型)
敵前強襲上陸では、兵士が舟艇から海岸へ降りる瞬間が最も無防備になる。第1次世界大戦初期の1915年、地中海と黒海をつなぐダーダネルス海峡東端のガリポリ半島に強襲上陸を試みた英国を主力とした連合軍が、強固な陣地を築いていたトルコ軍の反撃を受けて水際で壊滅的損害を受け、上陸作戦はもろくも失敗した。これを教訓に米国海兵隊は1920年代から上陸用の水陸両用兵員輸送車の研究を始めたが、技術的問題も多く、何とか使えるようなものが出来たのは第2次大戦が始まってからだった。
太平洋戦線のガダルカナル島上陸作戦が初陣となった水陸両用兵員輸送車はアムトラックと呼ばれ、水上でのスピードは時速14キロしか出ず、車体の装甲も簡易なものだった。しかし、太平洋戦線で米軍が繰り返した強襲上陸作戦では、こうした車両が兵士たちを敵弾から守るタテとして有効であることが証明され、以後、米国海兵隊での標準的装備のひとつとなった。
現用主力のAAV7は、全長7.943メートル、全幅3.27メートル、車高3.263メートル、重量22トン、最大25人の完全武装の兵士を輸送可能だ。車体は完全密閉で、沖合の強襲揚陸艦から発進し、ウォータージェット推進で海上を航行、そのまま海岸へ上陸し、さらに無限軌道による走行で内陸部へも進撃できる。12.7ミリ重機関銃と40ミリグレネードランチャーを装備。沖縄駐留部隊にも配備されている。
【配信元】NPO法人 百人の会
一台欲しい・・・
じゃあな
NHK 2014年02月21日 09:53

水陸両用車「AAV7」
政府が、陸上自衛隊に発足させる上陸作戦専門部隊の参考にするため、およそ5億円でアメリカから購入した4両の水陸両用車が先週、横浜の港に到着し、近く自衛隊の駐屯地に運び込まれることが分かりました。
横浜港の岸壁では午後3時ごろ、コンテナに囲まれるように保管されている4両の水陸両用車からカバーが外され、迷彩塗装された車体が姿を見せました。そして自衛隊やアメリカ軍の関係者が立ち会うなか、クレーンでゆっくりとつり上げられ、駐屯地に運び込むため用意された大型トレーラーに載せられました。
AAVP7(Assault Amphibious Vehicle,personnel.model7:水陸両用強襲輸送車7型)
敵前強襲上陸では、兵士が舟艇から海岸へ降りる瞬間が最も無防備になる。第1次世界大戦初期の1915年、地中海と黒海をつなぐダーダネルス海峡東端のガリポリ半島に強襲上陸を試みた英国を主力とした連合軍が、強固な陣地を築いていたトルコ軍の反撃を受けて水際で壊滅的損害を受け、上陸作戦はもろくも失敗した。これを教訓に米国海兵隊は1920年代から上陸用の水陸両用兵員輸送車の研究を始めたが、技術的問題も多く、何とか使えるようなものが出来たのは第2次大戦が始まってからだった。
太平洋戦線のガダルカナル島上陸作戦が初陣となった水陸両用兵員輸送車はアムトラックと呼ばれ、水上でのスピードは時速14キロしか出ず、車体の装甲も簡易なものだった。しかし、太平洋戦線で米軍が繰り返した強襲上陸作戦では、こうした車両が兵士たちを敵弾から守るタテとして有効であることが証明され、以後、米国海兵隊での標準的装備のひとつとなった。
現用主力のAAV7は、全長7.943メートル、全幅3.27メートル、車高3.263メートル、重量22トン、最大25人の完全武装の兵士を輸送可能だ。車体は完全密閉で、沖合の強襲揚陸艦から発進し、ウォータージェット推進で海上を航行、そのまま海岸へ上陸し、さらに無限軌道による走行で内陸部へも進撃できる。12.7ミリ重機関銃と40ミリグレネードランチャーを装備。沖縄駐留部隊にも配備されている。
【配信元】NPO法人 百人の会
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