2011年11月24日
日本人としての誇りを胸に・・・

古川さん

ナイス




じゃあな


古川さん:「富士山は日本人の心」 帰還前につぶやき
【毎日新聞 2011年11月22日 10時54分】
「富士山は日本人の心。日本人としての誇りを胸に、いよいよ地球に帰還します」
国際宇宙ステーション(ISS)での約5カ月半の滞在を終えた古川聡さん(47)は日本時間21日夕、短文投稿サイト「ツイッター」にISSから撮影した富士山の写真とともに、宇宙から最後の投稿をした。
古川さんのISS滞在は6月10日にスタート。最初の投稿は14日で「宇宙酔いしました」だった。以来、ほぼ連日、日本語と英語で宇宙での日々を報告してきた。
地上400キロから撮影した富士山は、頂に雪をかぶった状態。古川さんは最後の「つぶやき」を、応援してくれた人たちへの感謝の言葉と「次は地球からの初ツイート(投稿)をお楽しみに」で締めくくった。
Posted by 『にっしゃん』 at
10:30
│Comments(0)
2011年11月24日
当世軍服事情
政府専用機に搭乗する陸上自衛隊イラク派遣第3次部隊員たち。軍服は軍人にとって神聖なものだが、日本の民間航空機に搭乗する際、自衛官は何度となく脱ぐよう要請されていた

ここにも
大きな矛盾を
感じる
じゃあな
【軍事情勢】当世軍服事情
【サンケイ エクスプレス 2011/11/20 09:35更新】
軍服は、一般国民が着る服とはその意味合いにおいて大きく異なる。例えば、ハーグ陸戦規則1条やジュネーブ第3条約(捕虜の待遇に関する条約)4条には「戦闘員(交戦者)資格」について4条件が規定されている。その一つが「遠方から識別できる固着の軍の特殊標章をつけていること」。「軍服の着用かそれに準ずる服装をしなさい」という意味も含む。4条件を満たしていなければ国際法上、戦闘員として認定されず、スパイや傭兵(ようへい)などと見なされ、捕虜として扱われず、即処刑されても合法だ。そもそも、軍服は「死装束」「納棺服」であるのだから、軍人にとって大きな意味がある。
民主党政権の異常感覚
ところが、イラクにおける給水/医療支援/学校・道路の補修を柱にした人道復興支援任務のため、陸上自衛隊がイラクに向かう際、また命懸けの任務を終え帰国・凱旋の際、自衛官は何度となく制服を脱ぐよう、日本の航空会社や空港当局に要請されていた。「テロリストの標的になりかねない」という理由だが、経由地で背広を自腹で買い、たくさんのお土産を買い込んだ観光客と一緒に到着口から出て来た自衛官も大勢存在する。ナショナル・フラッグ・キャリア(その国を代表する航空会社)に軍人が軍服で搭乗、むしろ優先サービスまで受けられる名誉さえある外国との違いに唖然とするばかりだ。
民主党政権にいたっては事業仕分けで、自衛官の制服は中国で縫製して輸入すればもっと安価で済むと主張する、異常な感覚を披瀝している。米陸軍省では中国製素材を用いて製作された黒ベレーを恥じ、2001年に回収・破棄を命じ、士気・軍紀維持を図っているほどだが、この種の感覚は民主党の大方の政治家には理解不能であろう。
その中国では現在、趣味でミリタリー・ルックを着る若い世代や工員に対する摘発を強化している。中国人民解放軍将兵が着ている軍服を、若い世代がファッションとして着たり、丈夫なので作業衣として活用したり、愛用者が激増した。これに対して当局は「軍服の厳正なイメージを損ねる」として、警戒感を強めたのだ。
中国で増える不法着用者
実際、南京市内で上(大)尉の階級章を付けた07年式迷彩服をまとい、真新しい軍靴を履いてネットカフェで遊んでいた会社員の男性ら7人が摘発された。職務質問で軍人でないことがバレたのだ。
そもそも、軍服の製造・着用について既に09年、管理条例が施行。映画撮影などの例外を除いて、軍人以外の軍服着用が禁止された。デザインが似たミリタリー・ルックの製造・販売も御法度だ。もっとも、条例を知らぬ国民も多いのが現実で、当局では専用電話やメールアドレスを設け、不法着用者に対する通報を呼びかけている。
その結果、南京市だけで昨年、700人が摘発され、軍服など2万点以上が没収された。闇の販売ルートや軍服を着たホステスが接遇する風俗業が出現、軍人を装って金品を詐取する事件まで起き、今や深刻な社会問題になっている。
皮肉にも、人民解放軍の軍靴「解放靴」は欧米で流行中だ。といっても、米国ブランドと河南省の解放靴メーカーが共同生産した改良版「Ospop」。76ドル(約5800円)で、ブランドもののスポーツ・シューズと堂々競り合う人気ぶり、という。
解放靴の歴史は60年と長い。人民解放軍総後方勤務部は建国以来初の「50式軍服」を制定した。その時に合わせたのが解放靴で、一時は国民にも行き渡り相当の人気を博した。しかし、1990年代に入ると「やぼったい」と見なされ、一部労働用品店で売られるのみとなった。その点、Ospopは解放靴のウリであるラバー製のつま先とキャンバス地の表面はそのままに、材質を改良し、より快適・丈夫な仕上がりとなっている。
制服と呼ぶ日本の歪み
軍用品を民生品化した成功例だが、逆パターンもある。米陸軍が北アイルランドの企業から調達したボクサーパンツ「弾道ボクサー」がそれで、アフガニスタン駐留将兵用だ。パンツは分厚い絹製で、弾丸や爆弾の金属片までは食い止められないものの、爆発で舞い上がった細かい砂や粒子はブロック可能な上、手厚い抗菌処理もほどこされている。従って、下着が引き裂かれ、傷口が汚れ感染する事態を防ぐ。治療が容易になる効果をもたらす、というわけだ。
アフガン駐留英軍も、この企業からパンツを導入している。
このほか、防弾チョッキ素材でもあるケブラー繊維のパッドをポケットに忍ばせ、大腿動脈を保護する下着や、男性将兵の性器を保護するステンレス製や軽量プラスチック製のプロテクターまで研究中だ。
一方、米陸軍と海兵隊は強化型戦闘ヘルメットを開発。従来のケブラー繊維に代わり、軽量プラスチックを使用し、防護力は向上させつつ軽量化を目指している。
ところで、国際社会で軍隊だと公認されている自衛隊では軍服を制服と呼ぶ。日本国憲法上、日本は軍隊を保有していない建前になっているからだが、この歪みが、民航会社の自衛官に対する無礼を許している。

ここにも
大きな矛盾を
感じる
じゃあな

【軍事情勢】当世軍服事情
【サンケイ エクスプレス 2011/11/20 09:35更新】
軍服は、一般国民が着る服とはその意味合いにおいて大きく異なる。例えば、ハーグ陸戦規則1条やジュネーブ第3条約(捕虜の待遇に関する条約)4条には「戦闘員(交戦者)資格」について4条件が規定されている。その一つが「遠方から識別できる固着の軍の特殊標章をつけていること」。「軍服の着用かそれに準ずる服装をしなさい」という意味も含む。4条件を満たしていなければ国際法上、戦闘員として認定されず、スパイや傭兵(ようへい)などと見なされ、捕虜として扱われず、即処刑されても合法だ。そもそも、軍服は「死装束」「納棺服」であるのだから、軍人にとって大きな意味がある。
民主党政権の異常感覚
ところが、イラクにおける給水/医療支援/学校・道路の補修を柱にした人道復興支援任務のため、陸上自衛隊がイラクに向かう際、また命懸けの任務を終え帰国・凱旋の際、自衛官は何度となく制服を脱ぐよう、日本の航空会社や空港当局に要請されていた。「テロリストの標的になりかねない」という理由だが、経由地で背広を自腹で買い、たくさんのお土産を買い込んだ観光客と一緒に到着口から出て来た自衛官も大勢存在する。ナショナル・フラッグ・キャリア(その国を代表する航空会社)に軍人が軍服で搭乗、むしろ優先サービスまで受けられる名誉さえある外国との違いに唖然とするばかりだ。
民主党政権にいたっては事業仕分けで、自衛官の制服は中国で縫製して輸入すればもっと安価で済むと主張する、異常な感覚を披瀝している。米陸軍省では中国製素材を用いて製作された黒ベレーを恥じ、2001年に回収・破棄を命じ、士気・軍紀維持を図っているほどだが、この種の感覚は民主党の大方の政治家には理解不能であろう。
その中国では現在、趣味でミリタリー・ルックを着る若い世代や工員に対する摘発を強化している。中国人民解放軍将兵が着ている軍服を、若い世代がファッションとして着たり、丈夫なので作業衣として活用したり、愛用者が激増した。これに対して当局は「軍服の厳正なイメージを損ねる」として、警戒感を強めたのだ。
中国で増える不法着用者
実際、南京市内で上(大)尉の階級章を付けた07年式迷彩服をまとい、真新しい軍靴を履いてネットカフェで遊んでいた会社員の男性ら7人が摘発された。職務質問で軍人でないことがバレたのだ。
そもそも、軍服の製造・着用について既に09年、管理条例が施行。映画撮影などの例外を除いて、軍人以外の軍服着用が禁止された。デザインが似たミリタリー・ルックの製造・販売も御法度だ。もっとも、条例を知らぬ国民も多いのが現実で、当局では専用電話やメールアドレスを設け、不法着用者に対する通報を呼びかけている。
その結果、南京市だけで昨年、700人が摘発され、軍服など2万点以上が没収された。闇の販売ルートや軍服を着たホステスが接遇する風俗業が出現、軍人を装って金品を詐取する事件まで起き、今や深刻な社会問題になっている。
皮肉にも、人民解放軍の軍靴「解放靴」は欧米で流行中だ。といっても、米国ブランドと河南省の解放靴メーカーが共同生産した改良版「Ospop」。76ドル(約5800円)で、ブランドもののスポーツ・シューズと堂々競り合う人気ぶり、という。
解放靴の歴史は60年と長い。人民解放軍総後方勤務部は建国以来初の「50式軍服」を制定した。その時に合わせたのが解放靴で、一時は国民にも行き渡り相当の人気を博した。しかし、1990年代に入ると「やぼったい」と見なされ、一部労働用品店で売られるのみとなった。その点、Ospopは解放靴のウリであるラバー製のつま先とキャンバス地の表面はそのままに、材質を改良し、より快適・丈夫な仕上がりとなっている。
制服と呼ぶ日本の歪み
軍用品を民生品化した成功例だが、逆パターンもある。米陸軍が北アイルランドの企業から調達したボクサーパンツ「弾道ボクサー」がそれで、アフガニスタン駐留将兵用だ。パンツは分厚い絹製で、弾丸や爆弾の金属片までは食い止められないものの、爆発で舞い上がった細かい砂や粒子はブロック可能な上、手厚い抗菌処理もほどこされている。従って、下着が引き裂かれ、傷口が汚れ感染する事態を防ぐ。治療が容易になる効果をもたらす、というわけだ。
アフガン駐留英軍も、この企業からパンツを導入している。
このほか、防弾チョッキ素材でもあるケブラー繊維のパッドをポケットに忍ばせ、大腿動脈を保護する下着や、男性将兵の性器を保護するステンレス製や軽量プラスチック製のプロテクターまで研究中だ。
一方、米陸軍と海兵隊は強化型戦闘ヘルメットを開発。従来のケブラー繊維に代わり、軽量プラスチックを使用し、防護力は向上させつつ軽量化を目指している。
ところで、国際社会で軍隊だと公認されている自衛隊では軍服を制服と呼ぶ。日本国憲法上、日本は軍隊を保有していない建前になっているからだが、この歪みが、民航会社の自衛官に対する無礼を許している。