2013年04月30日
2013年04月30日
【四川大地震】中国政府が日本政府の支援申し出を辞退

【四川大地震】中国政府が日本政府の支援申し出を辞退 → 中国ネットユーザー意見真っ二つ
【ロケットニュース24 4月22日】
2013年4月20日(土)に中国・四川省雅安市で起きた大規模な地震が発生した。150万人以上が被災したと言われている。また、現地では生存確率が急激に下がる「72時間」を目前に、必死の救助活動が行われている。
その中国に、日本政府からも支援を申し出たが、中国政府は早々に「救援部隊の力も物資も足りている。今は必要ない」と辞退。この政府の対応について中国ネットユーザーの間で物議が巻き起こっている。
中国政府が救援申し出を辞退したのは日本だけではない。しかし、「日本は中国より防災やレスキューのノウハウが進んでいる」という認識があること、また政府関係者が靖国神社に参拝したこともあり、特に注目が集まっているようだ。
・中国政府の日本からの支援辞退に対する中国ネットユーザーの声
「なんで不要だってわかるの?」
「メンツと人命とどっちが大切なの!?」
「こういう場合は政治問題は抜きにすべきでは?」
「政府は要らないって言っても、被災者は必要だって思ってるの!」
「現地は物資が足りないらしいよ」
「日本は地震大国、レスキューのノウハウも中国より優れているはずだ。即刻受け入れるべき」
「外交部の判断は人民を思ってのことではない、尖閣諸島問題のためだ」
「日本のことボロカスに言ってるけど、今、ここにいる中国人も日本人もみんな戦争には関わってない世代だよね……」
「日本だけでなく台湾の支援も拒否したらしい。完全に政治問題(笑)」
と、政府の対応を批判する声がある一方で
「実際、今、支援に来られても現地まで行けないっていうしね……仕方がない」
「軍事機密の保持のためでは?」
「日本が救助目的で来る訳がないだろう、ちょっとは頭を使え」
「被災地支援という名の敵情視察だろう」
「安倍首相のパフォーマンスだ。ほうっておくべき」
「靖国参拝をした奴らの援助なんか受けたくない」
「日本は東北の復興もできないくせに外国にかまってる余裕なんてないでしょう? 別の目的があるのでは」
と、中国政府の対応を支持、もしくは現状はそうせざるをえないと受け入れる声も見受けられる。
・中国政府「外国の支援は必要ない」→しかしロシア部隊は現地入り済み
中国政府の意図はわからない。しかしネット上ではどうしても過去の歴史問題や尖閣諸島問題の話になってしまうようだ。
なお、中国側は「申し出には感謝する」、「今後、必要があれば要請する」としており、完全に拒否をしたわけではない形をとっている。現に、当初は諸外国の支援を全て断わったと伝えられていたが、22日になり、ロシアの救助隊が四川省入りしたと伝えられており、状況が変われば日本政府にも要請があるかもしれない。
中国政府の今回の判断が、日中の歴史や外交問題のためでなく、被災地の現状から公平に判断したものであってほしい。また、被災地に支援がより早く届くことを願うばかりである。
参照元:Weibo @財経網
執筆:澤井恵
いずれにしても
この国も
異常である
じゃあな
